マウスやタッチパネルを使ってメニューの中から選んだりする代わりに、キーボードの決まった組み合わせを押すショートカットキー、みなさんは使っていますか?
ショートカットキーは一瞬にしてやりたい事ができるとても便利な方法です。
全てのショートカットキーを合わせると100種類以上もあるようなのですが、今回は私が普段よく使う、初心者にも覚えやすいものをご紹介したいと思います。
この記事を読んで、しっかり覚えて、どんどん活用してくださいね。
日本語⇔英語など、入力する言語を切り替える時に使います。
まさにこの記事のように、日本語と英語が混ざっている文章を書く時に本当に便利です。マウスを一切使うことなく、一瞬で言語を切り替えることができます。
選択した項目をクリップボードにコピーします。
ショートカットキーを使わなければ、エリアを選択して→右クリック→コピーとマウスで選んでいくと思うのですが、これさえ知っていれば、エリアを選択して一発です。
「C」は「Copy」から来ているので覚えやすいですよね。どんどん使っていきましょう!
選択した項目を切り取り、クリップボードにコピーします。
こちらはコピーと似ているのですが、こちらにすると元の選択した部分が切り取られて文字がなくなります。
例えば文章の構成をしていて、「この部分を切り取って別の場所に挿入したい」といった時に便利です。覚え方は、「Cの左隣」と覚えましょう。
「command+C」と「command+X」はとても似ていますが、状況に応じて使い分けると、文字を消す手間が省けて便利です。
クリップボードの内容を貼り付けます。
貼り付けは英語だと”paste”のはずなのですが、command+Pは印刷のコマンド。
「V」は「C」の左隣にあることから、使い勝手の観点からこうなったのではないでしょうか。
コピーや切り取りをした後はどこかに貼り付けると思うので、「X」「C」「V」はセットで覚えておきましょう。
「コマンド」キーと「A」を同時に押すことで、全選択になります。
ポインターのあるエリアのすべてが選択され、水色の背景色がつきます。「A」は「All」のAなので覚えやすいですよね。
私がよく使うのは、全文をコピーしたい時。
「command+A」(全て選択)の後に、「command+C」(コピー)、貼り付ける場所を選んで、「command+V」(貼り付け)を押せば、簡単に全文がコピー&ペーストできてしまいます。
ただし「command+A」の後に、「delete」キーを押してしまうと全文消えてしまうのでご注意を。全文消去したい時にはぜひ活用しましょう。
もし間違えて消してしまった時も元に戻す「command+Z」というショートカットキーがあるので安心。
文章を書いて編集する時などにも、ショートカットキーを使うことで作業を効率化することができます。まだ使ったことのない人は使ってみてくださいね。
Written by 藤村ローズ(オランダ)