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スコーンを語る!イギリス人がこよなく愛するお茶の友(おいしいレシピ付き)

2020年5月2日
アレン真理子 (イギリス)

基本のプレーンスコーン (8-10個)

【材料】

* 小麦粉(Self-Raising Floor ) 225g
* ベーキングパウダー 小さじ1
* 牛乳 140 ml
* 無塩バター 40g
* 砂糖 大さじ1-2(お好みで)
* 塩 ひとつまみ

【作り方】

オーブン余熱:220度

1. 大きめのボールに小麦粉をよくふるっていれる。冷蔵庫から取り出した固いままのバターをそぎ切り、または1cm四方のキューブに細かく切り、ボールに入れて小麦粉を「まぶす」。

2. 親指と人差し指を使い、バターと小麦粉を「こすり合せる」。この作業に時間を取られないように、さっさと力強く擦り合わせてクッキーを砕いたように生地がさらさらになるまでやる。

3. 2に砂糖大さじ1-2、塩ひとつまみ、ベーキングパウダー小さじ1を入れてさっとナイフ(食事で使うナイフ。包丁ではありません!)で混ぜ合わせる。(Self-raising floor が入手できず、ただの小麦粉の場合、ベーキングパウダーは小さじ2にしてもいい。)

4. 右手にナイフを、左手にミルクピッチャーをもって、3にそろそろ〜っと牛乳を足す。このときに牛乳をいっきに入れてしまうと後で生地がふくらまなくなるので注意。あくまでゆっくり、ちょろちょろと牛乳を「かき混ぜながら」いれる。ミキサーを使う必要はなく、あくまでナイフでゴリゴリと回してまざあわせる。

5. 4ではなんとなく生地がまとまったくらいか、少しべちょべちょ感が残っているくらいでいい。小麦粉を引いたキッチンテーブルの上でこの生地をやはりよく小麦粉をはたいた素手ですばやくまとめ、キッチンテーブルに「叩きつける」感じで空気をぬく。これを3,4回繰り返すと生地の空気がぬけ、べちょべちょだった生地もまとまりがついてくる。

6. テーブルの上で生地を半分におり、体重を使って生地をおし、また折って、また押して。。。を数回繰り返す。これで湿った感覚が消えて生地に「バネ」がついてきたなぁと思ったら完成。麺棒で2cmの厚さにのばして型抜きをする。この時点で生地を伸ばしすぎて薄くなるとふくらまないので注意!型は大きすぎず、小さすぎず、直径7cmくらいが理想。

7. 余熱済みのオーブンにさっとスコーンを乗せたトレーを入れて10分ほど焼く。間違っても途中でオーブンを開けないこと!

8. 生地が倍以上膨らんで、そっと上から押しても「沈む」感覚がなくなっていれば出来上がり。クロテッドクリームとイチゴジャムでどうぞ!(クロテッドクリームが手に入らなかったら生クリームをあわ立ててもOK。本場とはちょっと違いますが美味しいことには変わりません。)

【Tips】

※日持ちはしないので当日中か翌日中に。出来立てが一番美味しい!翌日の場合はオーブンレンジで10秒ほど温めるといい。

※オーブンによって、または型の大きさによって焼き時間は1,2分変わってくるので何度か自宅で作ってコツをつかむこと!

次ページは、基本のプレーンスコーンをベースにしたアレンジレシピ。

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