こんにちは!気ままにOZ Life担当、オーストラリア・メルボルン在住のピーパット愛美です。
英語は英語でも「ブリティッシュイングリッシュ」や「アメリカンイングリッシュ」とよばれ、その国ごとに言い回しや発音が違っていたりしますね。
私はアメリカ、カナダ、イギリスでの長期・短期の留学経験がありますが、オーストラリアの英語は特に「独特だなー」と思っています。
英会話ならできるしー!と意気揚々に移住してきた私が、驚いた「オージーイングリッシュ」の数々を紹介します。
綴りなどはほとんどブリティッシュイングリッシュと同じです。発音もブリティッシュに近いような、でもちょっと違います。
私が苦手意識を抱いたのはcan’tの発音です。アメリカ発音だと「キャント」なのに対して「カント」と発音します。ブリティシュと同じですね。
このRの発音はアメリカ英語では舌を巻いて発音しますが、オーストラリアでは「アー」とあまりRの音を出しません。
Aの発音が「アイ」となることがあります。例)「Today」トゥダイ「Say」サイ
Iの発音が「オイ」となることがあります。例)「Like」ラォイク「Bike」バォイク
お店に入った時や道ですれ違う人に「G’day!」や「How’s it going?」と挨拶されることがあります。留学経験のある私は英語はある程度理解できていましたが、これらの挨拶の返答に困っていました。
「グッデイ」と言う発音ではなく「グダイ」と発音します!日本語に直訳すると「良い日だね!」です。
えーなんて返せば良い!?って思っていましたが、夫に聞くと「Hi」や「Hello」の意味だとのことでした。「Hello!」や「Hi!」で返して良いと思います。
これを近所を散歩している時によく言われるので、周りの人がどうやって返すのか聞いて真似しながら学びました。
「How’s it going?」はHow are you?と同じ意味です。「I’m alright, yourself? 」「Not too bad! and you?」などと聞き返されると相手も嬉しいと思います
さて、いきなりですが、ここでクイズです!
夏によく聞く単語を集めてみました。何を意味しているでしょうか?
⒈Sanga
⒉Thongs
⒊Barbie
⒋Coldie
正解は、
⒈Sandwich (サンドイッチ)
⒉Flip flops(ビーサン)
ちなみにThongsは他の英語圏では女性物の下着のことを指します。
⒊Barbeque(バーベキュー)
⒋Beer (ビール)
このように略語や独特の呼び名が多いのがオージーイングリッシュの特徴です。親しみを込めて呼び方を変えるのが、オージー流のコミュニケーション方法のようです。
普段、友人との会話やお店の人との会話の中で良く聞くオージースラングを紹介します。
マイトと発音します。仲間・友達という意味があり、親しみを込めて挨拶の時などに使います。ビジネスの場でも使われる事があるほど、生活の中で良く使われる単語の一つ。
「Hey, Mate! How’s it going?」というように挨拶の後につけると、親近感のある挨拶になりますよ。
veryという意味があります。かなり砕けた表現なので、友人同士の会話のみで使うことをオススメします。
No problemとかIt’s okayという意味で、使われます。
「Thank you!」「No worries!」という感じで、You’re welcome どういたしましての意味でも使われます。
guessやsupposeという意味があります。ブリティッシュイングリッシュでは良く使われますが、アメリカの方で留学経験のある私には聞いたことのない単語の一つでした!
「Do you reckon do we need to bring the food tomorrow?」や「I reckon she doesn’t come to the party.」
このようにthinkやguessと同じように使います。
これもオーストラリアならではの言い回しだと思うのですが、良く会話の語尾につけられます。
例えば、「It’s really hot outside,hey?」のようにright? とか eh?のような感じで語尾に使います。
いかがでしたか?今回は、オージーイングリッシュについて紹介しました。
アメリカ英語に慣れていた私は、耳が慣れるまでに時間がかかりましたが、慣れると発音しやすい気がします。オージースラングは調べるとまだまだあるようです。気になる方は、調べてみてください。
オーストラリア人に出会ったら、是非「G’day, Mate!」と挨拶してみてくださいねー!それでは、また来月お会いしましょう。
Written by ピーパット愛美(オーストラリア)