わたしがアフリカで今の仕事に決めるまで

新しい挑戦、仕事との向き合い方

何事もはじめは上手くいくのか、自分に合っているのか、続けられるのか分かりません。上手くいかなくても、また他のことに挑戦したらいいし、どうにかなる。最近は一歩ずつ焦らず、人と比べずにやることを意識しています。

20代で新しい挑戦をした時、周りの環境に馴染めずにいたことがあります。でも自分で選んだ道だし、すぐに妥協するなんてみんなにも迷惑かける。そんな思いで、自分の心が病んでしまいそうになるまで頑張り続けたことがあります。

その結果、その挑戦は最悪の形で挫折してしまいました。今となっては、その経験があるからこそ今の自分がいるので、前向きに捉えることができています。

でも当時の自分には「『頑張ればなんとかなる』精神をやめて、頑張っても苦しい時は、逃げても立ち止まっても、他の道に方向を変えてもいいんだよ」と言ってあげたいです。

もしかしたらこの先、うまくいかず立ち止まることもあるかもしれません。宿なんかはまさにコロナ禍ということもあり、止まっている状態。それでも一度始めた経験があるので、また時期が来たら再開できるという希望もあり、楽しみでもあります。

そしてやりたいことを口に出して人に話す、発信するというのは本当に不思議なもので、それだけで助けてくれたり、応援してくれたり、手を差し伸べてくれたりする方がいるものです。

何かに挑戦したい、挑戦しているという方は、どうか一人で頑張りすぎず、やりたい事はどんどん声に出していってみてください。

いまその時を楽しめているかが大切

まだまだ自分が思う未来の姿には到底及びませんが、それは最終的には叶わなくてもよいと思っています。それはそこに向かう過程、いまその時を楽しめているかが大切だなぁと日々思うようになったからです。

もちろん夢を叶える、目標を達成することが生きがいと感じる人もいると思います。ただ私にとってはその方が人生を豊かにできるし、この方が合っていると感じています。

SNSで色んな人の生き方や働き方が、簡単に見えてしまう時代。他の人がうらやましく、そうではない自分に劣等感を感じることもあるかと思います。

少なくとも私には、時々そんなときがやってきます。目の前の事に追われて、やりたくて始めたはずの事で、いっぱいいっぱいになってしまうことも。

そんな時はなりたい未来の自分を思い浮かべてみて、それに向かって一つずつ挑戦し、今を楽しんでみてください。

みなさんが自分らしく生きられるような仕事に出会えますように。

Written by 竹田あすか（ルワンダ）

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