プレゼント交換の合間に従姉妹たちと
もちろん、お友達や家族、会社の人たちにもプレゼントを贈ります。
その時に必ず行うのが、「Amigo Secreto(アミーゴ セクレート)」と呼ばれる秘密のプレゼント交換ゲーム。事前に名前を書いたクジを作り、引いた人宛にプレゼントを購入します。
デジタル化が進んでいるブラジルでは、グループで指定された共有サイトでクジを引き、誰にプレゼントを贈ればいいのか分かるようなシステムがあり、わが家でも4年前から導入しています。
ゲームの仕方はプレゼントを渡す時、その相手の容姿や性格、環境を言い、誰へのプレゼントなのか皆で当てていきます。
例えば、「Ela é linda(彼女は美しい)」と言えば、その場にいる女性たちは皆「Eu!!!(私!)」と言ったり、盛り上がりながら順番にプレゼント交換が行われていきます。
その場でプレゼントの中の物を取り出し、贈り主と一緒に写真を撮るのがブラジル流。
ここで忘れてはいけないのは、プレゼントの中にはレシートを入れておく事。気に入らなければ交換をする事ができます。これはお誕生日プレゼントも同じなので、覚えておくといいかもしれません。
近年では大体の金額を決めておき、参加する人たちがそれぞれ欲しいものを前もってグループメッセージに記入し、プレゼントを贈るようにしているところも多いです。
贈る相手の事を考えてプレゼントを選ぶのも楽しいですが、相手がほしいものから選べるというのは良いアイデアだと思います。
ちなみにわが家では、この楽しいプレゼント交換、Amigo Secretoを24日の20時半過ぎくらいからスタートさせます。
24日と25日、祝日給金を支払って料理人に来てもらう場合も
ブラジルのクリスマスは24日の夕方から集まり、日付をまたいで、日本のお正月のように家族親族がそろって行われます。
25日への日付が変わる0時を過ぎてから、みんなで輪になりお祈りをし、シャンパンやワインを開け、食事が振る舞われます。(※宗教によってはアルコールなし)
メニューは写真のように、七面鳥の丸焼きやChesterという鳥のハム、杏やレーズンが入ったサラダやピラフなどが定番。人数が多く集まるので、一人一品持ち寄ることも多いです。
デザートはフルーツやムース、ゼリー、アイスなどが多く、日本のようにクリスマスケーキを食べる習慣はありません。
「真夜中にそんなに食べて大丈夫?」と思われると思いますが、正直に言うと、翌日体が重いです。0時になるまで談笑しながらお酒を飲み、アペタイザーを食べているのでおなかいっぱいです。
子ども達もいつもと違う特別な日というのが分かるので、真夜中まで起きている事が多いです。
25日はミサへ出掛けるご家庭もいますが、わが家はゆっくり家で過ごしています。
ブラジルのクリスマス事情、まだまだ書き足りないので、世界ウーマン・コラムニストの岩井真理さんが書かれた、暑い!長い!ブラジルの真夏のクリスマスと国民的イベント事情と合わせて読んでみてくださいね。
皆さんはどんなクリスマスを迎えるのでしょう?きっと素敵な時を過ごすのでしょうね。
それでは、FELIZ NATAL E ANO NOVO!!!!素敵なクリスマスと新年をお過ごしください。
Written by HIROMI(ブラジル)
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