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評価を気にせず評価を上げる!アメリカの職場で学んだ働き方

2022年3月16日
野田理恵 (アメリカ)

アメリカの職場で学んだ自然に評価を上げる働き方

こんにちは! 野田リエです。皆さんは、アメリカで働くことにどんなイメージを持っていますか?

何事も積極的に責めていくアグレッシブなスタイルを想像される方が多いのではないでしょうか?

その答えは、必ずしもYESではありません。

実はこちらの企業でも、和を重んじる経営理念や社風を打ち出しているところは数多くあるんです。

海外で働くことは、当然ながら自分の生まれ育った国で働くのと勝手が違います。

今回は私がアメリカ企業で体験した、ガツガツ自分を売り込まずに評価が上がった実体験についてお話します。

外資やアメリカ企業で働くことに興味をお持ちの方の参考になれば嬉しいです!

 

非ネイティブとして働く垣根の高さ

わたしは大学から人生の半分以上をアメリカで過ごしており、今でこそ言葉に不自由は感じていませんが、それでもネイティブに比べたら語彙は少ないし、発音だってアクセントがあります。

英語に全く自信のなかった駆け出しの頃は日系企業を渡り歩いていたのですが、いつも心のどこかに誰かしら日本人がいる環境で働くことに対して、「一人前になれていない」という気持ちがあったんです。

「アメリカで生活しているのだから、完全米系で働いてみたい」自分でそう望んで転職が叶った時は本当に嬉しかったものの、いざプロジェクト・マネージャーとして働き出してみると、非ネイティブとして働くことのハードルの高さを感じずにはいられませんでした。

「皆、わたしのことどう思ってるのかな。わたしが言ってること伝わってるのかな」情けないですが、最初はどこかビクビクした気持ちで人と接していて、周りからどう思われているのか気になって仕方なかったんです。

もちろん自分の言動にも自信がなくて、気にすれば気にするほど注意されることが増えました。こんなはずじゃなかったのに...。

これじゃ昇給や昇進どころか、クビになってもおかしくない。危機感に追い詰められたわたしが辿り着いた答えは「とりあえず自分の仕事をこなそう」でした。

「今の自分は昇給や昇進がおいそれと起こる状況にはいない。そもそも仕事をちゃんとこなせていないうちからその心配をすること自体ちょっとおかしかった」

そう状況を把握すると、つきものが落ちたように周りからどう思われているかがさほど気にならなくなりました。

 

評価を気にせず裏方に徹底。すると変化が

チームとチームを繋いで成果を出すことがプロジェクト・マネージャーの仕事ということもありますが、わたしがしていることは自分がどうこうというものじゃなく、参加している複数のチームとそのメンバーに最高の仕事をしてもらうこと。

自分のなかの重点のズレを修正すると、途端にストレスが減ってぐっと働きやすくなりました。

個人的に苦手意識のある人やチームと仕事をするときは、「これはプロジェクトのため。頑張ってくれてるチームのため」と考えることで、私情を挟まずに仕事をすることがラクにできるようになったんです。

すると不思議なことに、ガツガツ人に話したり個人アピールをしていないにも関わらず、次第に人づてに新しい仕事の依頼が入り始めました。

地味に仕事をしているつもりだったので、「同僚から君の名前を聞いて」「君について良い噂を聞いて」という連絡をいただくのは意外であると同時に、「見てくれてる人もいるんだな」と嬉しくも感じました。

もちろん、いつも自分を見守ってくれている足長おじさん的な存在を願うだけではやっていけないとも思います。

「裏方業務」はただ息をひそめて仕事をするというわけでなく、チームやプロジェクトの方向性を見据えて発言をすることも含まれます。

職場でパワフルな個人プレーを目の当たりにしたこともありますが、結局ひとりでやれる仕事って、チームとしてこなすそれには到底及びませんよね。

米系企業の中であっても、極端な個人プレーを見せつける人たちはいつの間にか姿を消していきます。自主退職なのかリストラなのかは定かではありませんが。

今回はアメリカの職場での実体験をシェアさせていただきました。海外に限らず、無理なく自分を活かす働き方について興味を持っていただけたら嬉しいです。次回もお楽しみに!

Written by 野田理恵(アメリカ)

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