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子連れ旅は大変?ジョージアを中心にした旅スタイル

2022年5月12日
宮下なみ子 (ジョージア)

ひと味もふた味も違った旅にする方法

私はただ単に、安さ自慢をしたいわけではありません。 私が言いたいのは「環境は選べる」ということです。仕事も人間関係も、住んでる国だって、すべて自分自身で選べるのです。

なぜか「私には無理よ」と決めつけてしまいますが、本当に無理なのでしょうか?現時点で、できるか/できないかは問題ではありません。

これからできるようになれば良いだけの話です。問題はあなたが「やりたいか?やりたくないか?」です。もし、「やりたい!」と思うなら挑戦すべきだと思います。私は旅が身近な生活を送りたくてジョージアに移住しました。

旅は海外移住の予行練習にもなります。もしあなたが海外で暮らしてみたい、仕事をしてみたいなら、ぜひ旅の時に「ここに移住するなら?」という視点を持ってみてください。

ただ単に、人気の観光地やフォトスポットに行って、きれいな写真を撮って終わるだけの旅よりも、ひと味もふた味も違った旅になりますよ。

住んでる人の様子、スーパーなどで物価・日本食材の入荷具合をチェックしてみて「ここで暮らしたらどんなだろう?」と想像するととっても楽しいのです!

現地の日本人や移住コーディネーターにコンタクトをとってみるのも良いでしょう。私も旅の際は現地に住んでる人にコンタクトをとり、一緒に食事をしながらその国の話やビジネスの話をしています。

インターネットで調べただけでは気付かない発見がきっとありますよ。

 

「旅育=子供が主役」ではない。子供は立派なクルーの一人

旅育という言葉をご存知でしょうか。『旅×育児』。旅、家族旅行に教育や学びの要素を入れましょう、というコンセプトで、最近SNSなどで話題になっているキーワードです。

しかし、「子供が主役!」と、まるで子供を王様かお姫様かのようにお膳立てして、計画から実行まで、何から何まで親がやってしまうのは間違っています。

子供は、家族という船の乗組員(クルー)の一人。仕事・役割を持つべきなのです。そうやってできることを増やしていくことは、学びでもあり、自信もつきますし、自立の一歩となります。そして親も楽になる!

赤ん坊ならともかく、年長さんくらいになればそこそこ重い荷物は持てますし、荷づくりもできるようになります。最近は行き先の下調べは子供たちが担当しています。

もちろんまだまだではありますが、そうやって自分で調べる練習・発表する練習・日本語の学習を家庭内で行なっています。15才くらいには一人旅できるようになっていて欲しいですね。(掲載金額は1ラリ=40円、1ドル=120円で計算しています)

Written by 宮下なみ子(ジョージア)

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