「ラリー中は絶対に音をたてないこと」が基本中の基本です。
でも、素敵なプレーやショットがあったり、ゲームが決まるポイントで、拍手や声援を送ることで、選手のやる気に繋がります。
実際会場でも、多くの人が大きな声で名前を呼んだり、「Allez !(頑張れ)」と連呼したり、時には会場全体がウェーブをすることもありました。
テレビではなかなか感じられない光景で、テニスの応援はとても静かなイメージがありましたので、この点は驚きました。
逆に士気が下がるようなため息やブーイングはしないことがマナーですが、会場で時々聞こえて少しがっかりしました。
選手も観客も一緒に素敵な雰囲気づくりをすることで、より大きな感動も生まれると思うので、あり方は大事だと改めて感じました。
テニスの観戦というと、紳士・淑女の場所かしら?と思われるかもしれませんが、基本的にドレスコードはありません。長時間の観戦になりますので、らくちんな格好で行くことをおススメします。
また私達が行ったナイトセッションの場合はお日様がある時には温かいですが、夜になったとたんに6月でも冬のように寒くなるので、防寒が大切でした。
選手の集中が妨げられないように、太陽の光が反射するような、キラキラした服や、アクセサリー関係は避けた方がベターです。
撮影に関しては禁止事項として張り紙が張ってあったり、監視員がいたりするわけではありませんが、シャッター音などが響くと選手の集中の妨げになるので、できるだけ控えた方が良いです。フラッシュ撮影はNGです。
特に着信音はしっかりとマナーモードにすることが大切で、実際の会場で聞こえることはありませんでした。
飲食はOKですし、現地で購入したビールなどのアルコールも観戦しながら飲めますので、多くの方が思われているほどかしこまった雰囲気ではありません。
選手と観客みんなで会場を作り上げている気持ちを大事にして、最低限のマナーを守り、機会がある方は是非気楽に観戦を楽しまれてはいかがでしょうか?
試合以外でも楽しめることが沢山ありますので、会場には是非早めに行くことをおススメします。
VRで自分が全仏オープンに出場している気分を味わうことができたり、記念品を買うことができたり、ちょっと贅沢にMOET&CHANDONが飲めたり。どこも大変人気で長蛇の列でしたので、時間に余裕を持って行くと楽しめて良いと思います。
今回もコラムを読んでいただき、ありがとうございました!
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Written by NAOKO(フランス)
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