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テニスファンでなくても一度は訪れたい!世界のどこでも、テニス観戦のすすめ

2022年9月5日
ホーゲデウア容子 (ベルギー)

全てがダイナミック、トレンド注目のUSオープン

最後のグランドスラムは、全てがダイナミックなことで知られる、8〜9月のニューヨークのUSオープン。

会場の歓声も並ではなくて、ロックコンサートの会場のようだ。あまり文句を言わないことで有名なロジャー・フェデラーでさえ、問題提議するくらいの音響。

数年前に、大坂なおみがセリーナウィリアムスに勝利したのが、ここ。

セリーナと審判とのやりとりで喧嘩のようになり、大騒ぎになったニュースを覚えている方も多いのではないだろうか。ほぼセリーナのファンで覆われた会場は、授賞式でも、ブーイングが大きかった。

セリーナが、「初めて優勝したなおみをお祝いしよう」と言ってくれて、ようやく収まったほどだ。観客の雰囲気がものを言ってしまうのが、ここ。

新しいテニスウェアが出る時期のようで、ファッションショーのように、新しいデザインや多くの色のものがお目見えするのも、このUSオープン。

次のトレンドを知るのに、要注目なのがUSオープンだ。

 

進化し続けるテニス界から目が離せない

その他に、ATPツアーというものがある。選手がそれぞれの場所を選び、グランドスラムの準備をするために出るツアーだ。

選手が間近に見られて、チケットも比較的お安めと言われているのがこのATPツアー。試合も最長3セットなので、長い試合にはならず、気軽に観戦に行きやすい。

最近テニスファンをもっと増やそうと、主流の選手同士がヨーロピアンチーム、インターナショナルチームと組んで、ポイント制で行う大会もある。

これはテニスシーズン最後に豪華メンバーが勢揃し、強い選ばれた選手だけの大会などで締めくくる。言ってみたら、年末紅白歌合戦のようなテニス大会。

セリーナ・ウィリアムスの元コーチは、「テニスは感情を出してはいけないルールだが、大会によっては感情を出したって違反にならない、そんな試合があってもいいのでは?」と新しい試みをしているらしい。

まだまだ進化し続けるテニスのルールや環境。これからも楽しみにしたいものだ。近くにきたテニス選手達のドラマを垣間見るのは如何ですか?

最後に、2022年度テニスの大まかなスケジュールを紹介しておきたい。

グランドスラム:オーストラリアオープン(1月17日〜30日)、全仏オープン(5月22日〜6月5日)ウィンブルドン(6月20日〜7月10日)、USオープン(8月29日〜9月11日)

ATPツアー:7月18日ハンブルグ、7月25日ポーランド、8月1日ワシントン、8月7日モントリオール、9月3日東京、9月12日大阪、9月19日東京、ソウル、9月26日エストニア、10月3日チェコ共和国、チュニジア、10月10日サンディエゴ、ルーマニア、10月17日メキシコ、10月24日バーゼル(スイス)、、、、と11月まで続く。

詳細は、atptour.com などをご参照に。

Written by ホーゲデウア容子(ベルギー)

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