3つ目に【休む】。
・眠れなくても五感を休ませる工夫を。
・お白湯と皮膚の保湿で内外の乾燥対策。
・機内で快適に過ごせるグッズを用意して乗り込む。
まず機内に座ったら時計を現地の時間に合わせます。フライト中もなるべく現地時間に合わせて行動すると良いでしょう。フライト中はぐっすり眠れなくても、身体を休めること。特に目や耳といった感覚器官を休めることを心がけます。
起きている時間も快適に過ごせるよう、体感温度に合わせて脱ぎ着できる服装にします。
私の場合は、支給されるブランケットは化学繊維で肌触りも良くないため、また機内の空調を寒く感じるので、ウールやカシミアの大判ストールを持参します。首元が寒い時に備えて、小さめのスカーフも役立ちます。
また機内の騒音が案外ストレスになるので、リラックスできる音楽またはオーディオブックを聞きます。先日のフライトでも、目を休めるため映画は1本だけにして、あとは目を閉じて音楽やオーディオブックを聴いてました。
たとえ眠れなくても目を閉じて休息するようにします。その時に便利なのがアイマスクと半ドーナツ型の枕です。空気でパンパンにせず6割ぐらいの膨らませ方がちょうどいいです。
また乾燥に備えて、ふだん使っているオイルやハンドクリームなど好きな香りのものを小さな容器に詰め替えて機内バックに忍ばせます。
いわば、身の回りの快適さを保つモノたち、五感を休めるようなグッズや道具を仕込んでおくというイメージです。
ここまで、時差ボケを最小限にする工夫を、フライト予約時から機内での過ごし方までお伝えしました。
ご紹介した機内での工夫も、実は日常のセルフケアの延長線上にあります。旅も日常もいつもと変わりない習慣が「ゴキゲンな私」の極意といえば極意なのです。
移動や時差は、身体にとっては大きなストレスです。ストレスと上手くつきあうために、普段から自分をゴキゲンに保つ工夫を仕込んでおくこと。
快適な毎日を過ごすための習慣は大きく分けて【食・動・休】 の3つです。逆に言えば、この3つさえ調えれば日々がうまくいくのです。
2年間のコロナ禍やロックダウンも終わり、「そろそろ旅がしたい」「里帰りしたい」というあなたの参考になれば嬉しいです。
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Written by まりこラベンダージョーンズ(イギリス)
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