年々、月日の過ぎるのが早く感じます。2023年、新年おめでとうございます。
例年、12月から1月にかけて子供のスクールホリデーが3週間ほどあるので、年末年始は日本に帰国し、家族とお正月を過ごすのが恒例でした。
ここ2年はコロナの影響で帰国できなかったので、クアラルンプールのホテルで子供と2人で年越しをしていました。
思い返すと、2021年の大晦日はコロナ時の制限で、レストラン等の営業時間が12時までという決まりがあったので、ホテルのバーでのカウントダウンも夜11時過ぎに前倒しで行われ、12時には完全に閉店するという状態でした。
さて、2022年の年越し。日本人の友人たちは、帰国する人が半分くらい。あとの半分は、日本のコロナの状況や寒さ、航空券の値上がりなどを考慮して、マレーシアに留まる人も多かったようです。
我が家はビザの新しいパスポートへの張り替えを申請しなくてはならない時期のため、この冬は帰国せず、主人が約4年ぶりにマレーシアにやって来ました。
マレーシアでは、1月1日のお正月はあまり重視されていません。例年、1日のみが祝日で休みになるだけ。ローカルスクールの新年度(新学期)も、1月2日に開始となります。
というのも、マレー系は断食明けのハリラヤを1番盛大に祝い、中華系は旧暦に基づいたチャイニーズニューイヤー、インド系は光の祭典、ディーパバリを祝うから。
なので、街の飾り付けも、1月1日の段階ではまだクリスマスの飾りが継続していることがほとんどです。
とはいえ、誰もがお祭り大好き。宗教とは関係なく、クリスマスのプレゼント交換やディナーイベント、1月1日のカウントダウンイベントなどが催されます。(商業的に稼げそうなイベントは大好き、ともいいます)
ここ3年ほどは自粛がほとんどだったので、2022年の年越しは久々に派手なカウントダウンイベントも、ホテルやクラブ等でたくさん行われました。
クアラルンプールのメルデカ広場で打ち上げられる盛大な花火は、去年はコロナの影響で中止だったため、今年は開催を期待されましたが、洪水の被害者の状況を考慮して、2年連続でキャンセルとなりました。
私はというと、ビザの張り替え作業を年末に駆け込みで行い、そのままクアラルンプールのホテルに3泊しました。
3日とも異なるホテルに泊まりましたが、どこも宿泊客がたくさん。3時のチェックイン時間には部屋の清掃が間に合わず、30日も31日もラウンジでアフタヌーンティーやお茶をしながら2時間ほど待つこととなりました。
大晦日はホテルの部屋のテレビでNHKを観ることができたので、紅白歌合戦をじっくり観た後、夜10時過ぎに移動。
去年と引き続き、コロニアルホテルのマジェスティックホテルのカフェで、SOLIANOS というレジェンド級ジャズバンドの生演奏によるカウントダウンを楽しみました。
シャンパンとパーティーグッズがセットになったプランで、クラッカーや笛や帽子やアイマスクなどをいただいて、派手に祝う、という楽しいイベント。ドレスアップしたお客もたくさんいました。
そして翌朝の元旦は、和食の老舗レストラン「勘八」の新年ランチビュッフェへ。門松とクリスマスツリーが店頭に飾ってありました。
おせち料理などはありませんでしたが、普段はあまりいただけないような本格的なお寿司や美味しいお料理をたくさんいただき、帰路につきました。
日本で過ごすお正月と同じようにはいきませんが、良い年越しができました。2023年も楽しく頑張ろう!
皆様にとっても素晴らしい年になりますように。
【Kampachi 勘八 EQ】
Address: EQ, Equatorial Plaza, Jln Sultan Ismail, Kuala Lumpur, 50250 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, Malaysia
Opening hours: 12pm-3pm & 6pm-11pm
Tel: 03-2789-7722
WhatsApp: 012-278-9110
Reservation: https://www.tableapp.com/partner/kampachi-eq#/
Written by 土屋芳子(マレーシア)