【前編】に続き、フランスでの結婚式での準備や当日の様子、興味深かったことなどをご紹介します。ご参考になりますと幸いです。
さて、場所の予約が済んだら、次はディナーパーティの準備です。
ディナーパーティは日本の結婚式の一次会と二次会が一緒になったような感じで、サービスが整っている日本と違って、すべてを別々に自分で手配しなければならなかったのが大変でした。
食事は私たちの会場はホテルに厨房があったので、結婚式用のケータリングメニューを用意してもらいました。
試食をして決めなければならなかったので、一度会場で一通り前菜からデザートまでを試食して、どの前菜やメインにするかなど選びました。
メインは鴨肉のローストにしたのですが、最初は焼き加減が焼き過ぎで気に入らず、もっとレアで出すようシェフにお願いしたり、細かい調整が大事になります。
飲み物は自分たちで買って、当日までに運び込むことになりました。大量のミネラルウォーターのボトル、シャンパンやワインを義父の知り合いのワイナリーで注文して届けるなどしました。
また、食事や飲み物以外にも、以下のような準備が必要でした。
・DJ:クラブのDJではなく、音楽をかけて逐一BGMを変えてくれたり、司会をしてくれたりする人を探して予約。
・音楽:自分でかけたい音楽のプレイリストを作って、前もってDJに渡しておく。
・デコレーション:デコレーションのスペシャリストを予約して、会場を見てもらってデコレーションのアイディアをもらい、飾り付けも依頼。教会とパーティ会場両方のデコレーションをお願いしました。
結構ぎょっとしたのが、このスペシャリストに会場を見てもらってアイディアをもらう時に、おすすめデコレーションの写真と共に、必要な部材がリストになっていたこと。
それを自分たちでお店に行ったりネットで注文したりして会場に届けておき、当日までにこのデコレーションスペシャリストが会場に行って、私たちが届けた部材を使ってデコレーションをしてくれるという仕組みだったことです。
例えば、会場までの道にライトを置いて行くデコレーションの場合、買うべきロウソクのタイプと本数、リボンの種類と色、どこで買えるかが書いてあります。
部材も全部用意してくれるものかと思いきや、それは自分で買うというのが、日本人的にはびっくりでした。
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