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6月はジューンブライドの季節♡フランスで結婚式を挙げるために必要なこと【後編】

2024年7月30日
Towami (ドイツ)

まだまだある結婚式のさまざまな準備

・カメラマン:こちらも別途見つけて予約をしなければいけません。私たちは当日と翌日の後撮りをお願いしました。

・招待状:もちろん自分で作ってばらまきますが、Webサイトを作ってそのリンクを送って招待状にするのが主流でした。このサイトでお祝い金の振込などもしてもらいます。

ちなみにご祝儀などは持って行かず、事前に銀行振込でお祝い金を払うのが主流ですが、近年では結婚式用のWebサイトで簡単に振込ができるようになっています。

・車:私たちは市庁舎から教会、教会からパーティ会場が離れていたので、車がない招待客を車で来てくれる招待客や家族の車にうまく配置するのに苦労しました。

また、新婦と父親が教会に行く時と、教会からパーティ会場に新郎新婦が行く時用に、白いロールスロイスを借りました。

地方には結婚式用にロールスロイスを個人で貸し出すような人が何人かいて、当日は自分のロールスロイスの運転手として登場。

おそらく他の人に運転させたくないのだと思いますが、かなり普通にあるようです。私はユニークなサービスだと思いました。

・ドレス:レンタルなどほとんどないので、基本的には購入します。お直しの時間もかかるので、半年前ぐらいには決めて購入していました。ちなみに市庁舎には着物を着て行き、その後ドレスに着替えて教会に行きました。

・ヘアドレッサー:主人のお姉さんのお友達の美容師さんに頼みました。

・メイクアップアーティスト:事前に一度お試しでヘアスタイル・メイクをしてもらい、相談しながら当日のスタイルを決めます。

・パーティ用のゲーム:色々な国の友達が来ていたので、いくつかの言語で用意したりと皆が楽しめるものを考えて用意しました。

 

パーティーは朝方まで続く?!

パーティーは「アペロ」と呼ばれるドリンクとおつまみから始まるのですが、ここでの食べ物がスモークサーモン、フォアグラの載ったプチトーストなどと盛り沢山。

式に来てくれた私の叔母はそれが夕食だと思い、アペロ終了後に「お腹いっぱい食べたわー」と言って、ホテルの部屋に戻ってシャワーを浴びて寝ようとしていたという事件がありました。

着席の夕食が始まった時に叔母の姿が見当たらず、兄弟に叔母のホテルの部屋をノックしてもらったところ、叔母は寝る準備をしている途中で、慌てて会場に戻ってきてもらうということがありました。

パーティーは一般的に深夜まで続きます。

私たちの場合は、ホテルの庭でアペロを18時半頃始め、夕食開始が20時半ぐらい、デザートが運ばれてきたのが23時すぎ、ケーキ入刀が深夜。

その後、電気を暗くして音楽を流してみんなで踊るという典型的な流れだったのですが、日本から来てくれた家族は時差ボケもあったと思いますが、遅すぎて皆ぐったりと疲れていました。

私たちが部屋に戻ったのは、朝の3時過ぎだったかと思います。それでも後日、友達には「早く解散になったね」と言われました。

さて、一からすべて予約して組み合わせて作り上げなくてはいけないフランスの結婚式はいかがだったでしょうか?

度肝を抜かれることばかりで、準備も大変でストレスフルでしたが、みんなの協力あって素敵な結婚式になり、良い思い出になりました。

ただ、もう一度同じことをやれと言われたら・・(汗)。

Written by Towami(ドイツ)

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