ヨーロッパ上に日本を重ねてみると…日本って大きい!(地図:MINIMAL MAP)
私たちが普段住んでいるジョージアの学校の夏休みは、6月中旬から3ヶ月間。この長すぎる夏休みは、去年と同じく日本に一時帰国&フィリピン留学へ!
今年は先に日本、次にフィリピン滞在という順番にしました。去年のフィリピン滞在の様子はこちらからご覧ください。
今回は久々に日本で1ヶ月半ほど生活をして、改めて私が感じた「日本ってどういう国なのか?」について書きたいと思います。
一言で「日本」と言っても、日本はとっても広い国。同じ縮尺でヨーロッパの地図と並べてみると一目瞭然です。これだけ南北に長いと気候も違ってきます。
まずは私たちが滞在した地域からですが、色々と調べた結果、高知県を選んで3週間滞在しました。
その後、神戸に2〜3週間滞在し、高知と神戸、それぞれの地で小学校に体験入学させていただきました。受け入れてくださった学校に心から感謝!
神戸は私の生まれ故郷で実家がありますが、高知は友人や親戚がいるわけではありません。「縁もゆかりもない日本の地方に滞在したい」という思いから探した結果、高知県のとある町に白羽の矢が立ちました。
神戸は人口100万人の市に対し、その町は人口わずか1万人!「地方は不便だよ、人間関係が大変だよ」という出所不明のウワサは本当なのでしょうか?
日本文化ってすばらしい!独特の雰囲気が残っている場所
まず結論から言うと、高知は本当に良かったです!「もっと早く、この町に出会いたかった!」と心から思います。もちろん、万人にとって最高という訳ではありません。あくまで「私たちにとって」とても良い場所でした。
ジョージア移住前に娘たちが日本で通っていた学校も、私の卒業校も、1クラス35〜40人、1学年5〜6クラス、全校生徒1000人超のマンモス校でした。
関西の「子育てしたい街ランキング」では上位常連エリアなので、習い事や塾はとても充実しています。しかし、それ故に、「ちゃんとやらなくちゃ」という圧力を強く感じてしまい、私にはとてもストレスフルでした。
一方、今回滞在した地方の学校は、全校生徒50人と少し。1学年6〜9人くらいで、担任の先生に加えて補助の先生もおられるので、めちゃくちゃ手厚い!
先生一人あたりの負担が明らかに少なく、先生たちの表情も明るく、のびのびと子供たちと接しておられました。
子供たちが充実した学校生活を送るためにも、先生たちが幸せであることはとても大切です。
学習塾などに通って受験をさせたい親にとって、このような地域は向いていないと思いますが、「子供をのびのび育てたい」「都会のストレスから解放されたい」「海外移住の練習として環境の変化や“地方の不便さ”に慣れておきたい」という方には地方移住は良い選択だと思いました。
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