駐日ジョージア大使館にて
去る6〜7月に日本に一時帰国した際、駐日ジョージア大使のティムラズ・レジャバ閣下にお会いしました!
前回お会いしたのは4年前、ジョージアに出発する数日前でした。ひょんなことから「ぜひ大使館に来てください」とご縁があり、お会いさせていただきました。
それからジョージアに住んで4年。今回の一時帰国を利用して大使と再会しました。
私たちにとって、人生で初めて会ったジョージア人はレジャバ大使です。その時はジョージア語はまったく喋れない状態でしたが、今や娘たちのジョージア語レベルは現地の子供たちと遜色ないレベル。
大使にも「すごい!目を瞑るとジョージア人の子供が喋っているみたいですね!」と喜んでいただけて、娘たちはニッコリ。
そうなのです。なぜ私たちがジョージアを選んだのか?その理由の一つがこれです。
教育移住、海外移住となると、英語圏の国やメジャーな国を選びがちです。
たしかに英語は便利で、英語が扱えると世界中の情報にアクセスできますし、英語が通じる国に住んだ方が何かと暮らしやすいです。メジャーな国も情報がたくさんあるので便利です。
しかし、例えばアメリカやイギリスの国の方が、私たちが英語が話せるようになったと大喜びしてくれるでしょうか?一国の大使がわざわざ会ってくれるでしょうか?答えはNOです。
4年前!子供たち大きくなりました!当時はコロナ禍でマスク着用
面会の際、レジャバ大使が動画を撮って、Xで公開してくださいました。普段はおしゃべりでうるさい娘たちですが、動画内では緊張して無口に…。こういう時に喋ってほしいのに!
ジョージア大使と言えば、X(Twitter)のフォロワー数がなんと33万人!その小気味良い切り返しで「バズる大使」なんて呼ばれたりしています。
4年前にお会いした時は、たしかTwitterを始めて数ヶ月も経っていなかった頃。毎日コツコツ投稿され続けたからこその今があるんですね。
カメラが回っていない時は、大使と友達のことや学校で何をしているかなど、ジョージア語でお喋りしました。私はジョージア語がいまだにカタコトなので内容はほぼ分かりませんが、子供の環境適応能力って改めてすごいです。
4年前お会いした時に、大使はご自身が4才の時に日本に移住されたと仰っていました。
当時私の娘たちは9才と6才になったばかり。子供時代を異国で過ごす苦労とその良さを身をもって経験しておられるので、「がんばれ!」と応援してくださいました。
「ジョージアに関わりたい、住みたい」という人を暖かく受け入れてくれる国民性。「ジョージア語を話してくれてありがとう!嬉しい!」と喜んでくれるのは、当たり前ではありません。
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