プーリアのお気に入りのビーチ「Torre dell’Orso(トッレデロルソ)」
こんにちは、スイスのジュネーブで8年半暮らした後、2018年11月からドイツのフランクフルトに住んでいるTowamiです。
ドイツに住みながらも、フランス人の夫との生活でフランス文化を踏襲し、イタリアが大好きで、暇があればイタリアを旅しています。イタリア語を学んだことでイタリアが大好きになったエピソードはこちらをご覧ください。
ちょうど1年前の2023年の夏に産休を利用して、ドイツから南イタリアまで、生後2か月半の息子を連れてロードトリップをしました。片道2000km、25時間超の旅です。
行き先は大好きなイタリアのプーリア地方。ドイツのフランクフルトから南下し、南イタリア・プーリア半島のさらに南側、サレント地方へ。
今回は赤ちゃんを連れての産休中のロードトリップの行き先、私の大好きな南イタリア・プーリアについてと、産後2か月の赤ちゃんとの車の旅について書きたいと思います。
トリュフで有名な街、アルバでの予期せぬパレード
行きの旅程は、フランクフルト(ドイツ)→ローザンヌ(スイス)→ジュネーブ(スイス)→チェゼナ(イタリア)→サンマリノ(イタリア)→最終目的地トッレデロルソ(イタリア)。最終目的地では1か月半を過ごしました。
行きの最後の日は10時間ぶっ続けで車の中にいて辛かったので、帰りは少し余裕を持たせた旅程に変更。
トッレデロルソ(イタリア)→ローマ(イタリア)→オバーダ(イタリア)→アルバ(イタリア)→ジュネーブ(スイス)→ローザンヌ(スイス)→フランクフルトに到着としました。
経由地のジュネーブやローザンヌは、昔スイスに住んでいた時の友達を訪ねるため、帰りのローマは義父の家族を訪ねるために決めました。
経由地で適当に選んだチェゼナでの美味しい海鮮の食事
行きに経由で一泊したエミリアロマーニャ州のチェゼナという街は、地図の上で移動距離を考えて選んだまったく知らない場所でしたが、とても可愛い小さな街で食事も美味しく、ポジティブサプライズでした!
帰りの経由地のオバーダも中間地点で選びましたが、驚くほど美味しいレストランに出会いました。そのレストランにまた行きたいがために「もう一度この街を訪ねたい!」と思うほどです。
また、思いつきで同じピエモンテ州にもう一泊することにし、宿泊したアルバ。外で食事をしていると、中世の格好をした人たちのパレードに遭遇。大きなお祭りがあり、楽しいひと時を過ごしました。
車でのロードトリップは、このように思わぬ発見やサプライズがあるところが醍醐味の一つですね!
トッレデロルソの海の水の美しさ
サレント・プーリアには、今回で4回目の訪問でした。私たちはこのプーリア州が大好きで、南部サレント地方の大きな街レッチェに宿泊して、夏の休暇を過ごしています。
今回は赤ちゃんとの初めての旅行なので、海に歩いて行ける場所に滞在しようと、レッチェから車で30分ほどの美しいビーチ、トッレデロルソにアパートを借りました。
私と夫がプーリアを初めて訪れたのは2020年の夏休み。その時にプーリアに完全に恋に落ちました。
私はこのプーリア・サレントに行くまで、同じ場所を2回以上旅行するのは時間の無駄だと思っていました。
「人生の時間、旅行の機会は限られているから、いつも新しいことを発見したい」、それが私が旧ソビエトを中心に79か国を旅した一つの理由かもしれません。
ちなみに、「とにかく行ったことのないところに行こう」という目的で訪ねた場所も多く、結果的に面白くなく、トラブルばかりだった先もたくさんあります。
そんな私の旅行スタイルは、2020年の夏にプーリアに出会って完全に変わりました。
2週間弱のバカンスでプーリアの魅力にハマり、2021年7月に再訪し1週間過ごし、翌月8月にまた1週間…。もう家を買って住みたいぐらいだと思っていました。
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