何か質問された時、日本語では「わかりません」「知らないんですよ」「まったく見当がつきません」など、いくつかの答え方がありますよね。
でも、これらを英語で言うとなると、”I don’t know.”ばかりを使っていませんか?
英語も日本語と同じく、同じ意味を持つさまざまな言い方があります。今回はこの”I don’t know.”以外で、ネイティブたちが頻繁に使うフレーズを3つ紹介します。
これは、似ても似つかない表現に見えますよね。直訳で考えると、「私はあなたを助けることができません」のような響きになります。
すなわち、「あなたの質問への答えを知らないので、お役に立てません」的なニュアンスになります。
使用例)
Aさん: Excuse me, Do you happen to know how to get to Central station?
「すみません、セントラル駅はどうやって行けばいいですか?」
Bさん: Sorry, I can’t help you there.
「ごめんね、知らないんですよ」
いきなりI don’t knowと答えるよりも、少し柔らかい響きになります。
こちらも、I don’t knowにと同じ意味でかなり頻繁に使われるフレーズです。
Clueという単語は「手がかり」という意味があり、I have no clueは、聞かれた質問に対して「その質問への手がかりは何も持っていません」的な意味になります。
使用例:
Aさん: I saw Tom and Lisa having drinks at the bar last night. Are they dating?
「昨夜、トムとリサがバーで飲んでるの見たのよ。彼ら付き合ってるの?」
Bさん: I have no clue.
「全然知らないよ」
これは私のお気に入りのフレーズでもありネイティブもよく使いますが、このフレーズを見た限りでは、いったい何の事だかわかりにくいですよね。
Beat は「誰かを負かす」という意味があり、It は「聞かれた質問、まったく見当がつかないもの」という理解になります。
直訳すると、「その質問が私を負かす」という意味になり、すなわちI don’t knowの意味として使います。
使用例:
Aさん: Hey, Can you help me with this Smart TV? There are so many options and I have no idea how to access Channel 9?
「ねぇ、このスマートテレビでチャンネル9を観たいんだけど、どうやったらいいか教えてくれる?オプションが多過ぎて全然わからない。」
Bさん: Well… It beats me.
「え〜っと…さっぱり見当つかないよ。」
同じフレーズばかり使うよりも、いろんなフレーズを学んで表現の幅を広げていきましょう!
そして、何より大事なことは、覚えたフレーズを意識して実際に使っていくことです。今回の3つのフレーズ、役に立ててくださいね!
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Written by 野林薫(オーストラリア)