フィリピン・ドゥマゲテのビーチ。後ろに見えるのはタリニス山
こんにちは!前回・前々回のコラムに続いて、私たち家族の夏休みの様子をお伝えします。
1ヶ月半日本で過ごした後、7月中旬からフィリピン・ドゥマゲテへ渡り、娘たちはフィリピンの現地校に通ってプチ留学。
今年も去年と同じく、下見ツアー&プチ留学についてブログやインスタで呼びかけたところ、トータル19家族46人の日本人ファミリーが集まってくださいました!
「kindle本を読みました!」という方が予想よりも多くいらっしゃって、嬉しいやら恥ずかしいやら。
去年の年末にパートナーと協力して、一冊目は海外移住について、二冊目は子連れ移住について書かせていただきました!
今年は「夏休みだけプチ移住する」というライフスタイルについて執筆予定です。Kindle Unlimited会員は無料で読めますので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
さて、今回のコラムは次回執筆する草案のような形になりますが、「夏休みプチ移住」の良さや私たちが大事にしていることを書かせていただきます。
まず、「夏休みプチ移住」とは、文字通り「学校の夏休みの期間だけ違う国に移住する」という意味ですが、私たちが行っているスタイルの一番の特徴は、「現地校留学」です。
詳しい解説は一冊目の拙著「継続できる海外移住」に書かせていただいていますが、簡単に言うと「語学学校への留学ではない」ということです。
長女(左端)のクラス。去年よりも英語が分かるようで、自分でも成長を感じられているとのこと!
大人の留学なら語学学校が良いと思いますが、子供の場合は異なります。子供には現地校留学が断然おすすめです。
語学学校は数ヶ月での語学力向上には効果的かもしれませんが、何年も通うことを前提には設計されていません。例えば、算数や科学など、子供が学習すべき内容も含まれていません。
一方、現地校とは私立学校やインターナショナルスクールのことで、その町に暮らしている子どもたちが通っています。
フィリピンにはタガログやビサヤなどの現地語がありますが、学校教育は基本的に英語で行われます。
これが私たち家族が毎年フィリピンに行く理由です。日本の学校や語学学校では「英語を勉強する」のに対し、「英語で勉強する」のが現地校。
文字にすると小さな違いですが、両者は根本的に大きく違います。
まず、子供には年が近いクラスメイトができるので、友達を作る機会に恵まれます。友達ができると「この子と話したい!」という気持ちが芽生え、英語の上達に繋がります。
また、現地校留学は海外生活のお試しができるメリットがあります。フィリピンの語学学校は三食付きの寮生活が一般的です。レッスンに集中できる良さはあるものの「生活」からはかけ離れた滞在となります。
なぜなら、移住は旅行ではなく生活。移住したら食事を用意したり洗濯したり買い物したり、子供がいるなら学校とやりとりをしたり、すべて自分たちで行う必要があります。
これが「海外移住はハードルが高い」と言われる理由の一つでもあります。
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