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今年もフィリピンにプチ英語留学!語学学校と現地校の違いとは?

2024年9月13日
宮下なみこ (ジョージア)

フィリピン・ドゥマゲテのビーチ。後ろに見えるのはタリニス山

今年も夏休みはフィリピン!去年と同じくお手伝い企画も開催

こんにちは!前回・前々回のコラムに続いて、私たち家族の夏休みの様子をお伝えします。

1ヶ月半日本で過ごした後、7月中旬からフィリピン・ドゥマゲテへ渡り、娘たちはフィリピンの現地校に通ってプチ留学。

今年も去年と同じく、下見ツアー&プチ留学についてブログやインスタで呼びかけたところ、トータル19家族46人の日本人ファミリーが集まってくださいました!

「kindle本を読みました!」という方が予想よりも多くいらっしゃって、嬉しいやら恥ずかしいやら。

去年の年末にパートナーと協力して、一冊目は海外移住について二冊目は子連れ移住について書かせていただきました!

今年は「夏休みだけプチ移住する」というライフスタイルについて執筆予定です。Kindle Unlimited会員は無料で読めますので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。

さて、今回のコラムは次回執筆する草案のような形になりますが、「夏休みプチ移住」の良さや私たちが大事にしていることを書かせていただきます。

まず、「夏休みプチ移住」とは、文字通り「学校の夏休みの期間だけ違う国に移住する」という意味ですが、私たちが行っているスタイルの一番の特徴は、「現地校留学」です。

詳しい解説は一冊目の拙著「継続できる海外移住」に書かせていただいていますが、簡単に言うと「語学学校への留学ではない」ということです。

 

「語学学校の留学」と「現地校留学」の違いとメリット

長女(左端)のクラス。去年よりも英語が分かるようで、自分でも成長を感じられているとのこと!

大人の留学なら語学学校が良いと思いますが、子供の場合は異なります。子供には現地校留学が断然おすすめです。

語学学校は数ヶ月での語学力向上には効果的かもしれませんが、何年も通うことを前提には設計されていません。例えば、算数や科学など、子供が学習すべき内容も含まれていません。

一方、現地校とは私立学校やインターナショナルスクールのことで、その町に暮らしている子どもたちが通っています。

フィリピンにはタガログやビサヤなどの現地語がありますが、学校教育は基本的に英語で行われます。

これが私たち家族が毎年フィリピンに行く理由です。日本の学校や語学学校では「英語を勉強する」のに対し、「英語で勉強する」のが現地校。

文字にすると小さな違いですが、両者は根本的に大きく違います。

まず、子供には年が近いクラスメイトができるので、友達を作る機会に恵まれます。友達ができると「この子と話したい!」という気持ちが芽生え、英語の上達に繋がります。

また、現地校留学は海外生活のお試しができるメリットがあります。フィリピンの語学学校は三食付きの寮生活が一般的です。レッスンに集中できる良さはあるものの「生活」からはかけ離れた滞在となります。

なぜなら、移住は旅行ではなく生活。移住したら食事を用意したり洗濯したり買い物したり、子供がいるなら学校とやりとりをしたり、すべて自分たちで行う必要があります。

これが「海外移住はハードルが高い」と言われる理由の一つでもあります。

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