私のクライアントであるMさんは、新卒で入社した会社で会計スタッフとして3年間働いています。彼女は会計の仕事にやりがいを感じており、今後もこの分野でキャリアを伸ばしていきたいと考えています。
大学時代に1年間アメリカに留学した経験を持つMさんは、「いつかアメリカで転職したい」という目標を掲げています。
具体的には、会計士事務所に入り、会計コンサルタントとしてキャリアを築き、アメリカのクライアントに有益なアドバイスを提供することを夢見ています。そして最終的には、自らの会計士事務所を立ち上げ、独立したいと考えています。
Mさんのように明確な目標を持っている方は、ゴール達成が夢ではないと思います。
彼女は自分の現在地を把握し、近未来の目標を定めています。そのためには、「今後何年の経験が必要か」「必要な資格は何か」を早めに知ることが重要です。
また、アメリカでの転職を目指す際には、会計分野のニーズや労働市場についての情報も把握しておく必要があります。
さらに、就労ビザを取得するための条件も早めに確認することが大切です。
具体的なプランができたら、足りない部分を埋めつつ、アメリカへの転職に向けて着実に進んでいくことが求められます。
転職が実現した際には、その会社が社員一人ひとりのキャリアパスを考えてくれているのか、昇給や昇格の制度が整っているのかを見極めることが重要です。
もちろん、待遇面だけがすべてではありません。自身の経験を活かし、満足のいく仕事ができる会社であることが不可欠です。
海外では、「会社があなたにどう貢献してもらいたいか」、そして「あなた自身が会社にどう評価されるか」が非常に重要視されます。
私のクライアントの中には、「日本で仕事を続けていても昇給がわずかで、頑張っても役職が上がらない」といった声もあります。
安定はしているものの、昇格が勤続年数で決まっている現実から抜け出せない人も多いのです。
そんな状況を打破し、海外で活躍している方々がいるのも事実です。何年も日本でくすぶっている必要はなく、自分の理想のキャリアを追い求めて行動することが大切です。
Mさんのように目標を持ち、計画的に進んでいくことで、海外で輝かしいキャリアを築く道が開けるでしょう。
海外転職が実現しても、海外に出た後にキャリア迷子になってしまう人が少なくありません。
「○○ちゃんは海外で仕事をしているなんてすごい!」と友人から称賛される一方で、本人は内心、キャリアに対する満足感を抱けていないことが多いのです。
このような状況に陥らないためには、海外転職を最初のゴールとして捉えるのが重要です。
それをクリアした後は、次のステップとして海外でのキャリアアップを考え、計画を立てることが必要です。
「自分がどのようなキャリアを築きたいのか」「どのようなスキルを磨くべきか」を具体的に描くことで、海外での人生をより充実させることができます。
もし、キャリアに迷いを感じている方がいれば、海外でのキャリアアップを目指して一緒に考えてみませんか?
初回30分の無料体験コーチングを通じて、あなたの夢や目標を具体化し、次の一歩を踏み出すお手伝いをします。お申し込みはこちらのリンクからどうぞ!
Written by ブレナー真由美(アメリカ)
1 2