またもやマレーシアは5連休。10月31日はハロウィーンであるとともに「ディパバリ(Deepavali)」という光の祭典で、インド系の人々にとって1年で最も盛大に祝う日です。
マレーシアでは、イスラム系、中華系、インド系それぞれのお祝い日がすべて祝日になるので、本当に休みが多いです。
日本の祝日は年間16日程度なのに対して、マレーシアでは州ごとの祝日も入れると48日!
休みが多いのは嬉しいことのようですが、インターナショナルスクールだとさらに年に2回の1ヶ月程度の休みもあり、「高い学費を払っているのに休みが多すぎる!」と思ってしまいます。
というわけで、休暇を持て余さないように、「どこに行こう、何をしよう」と年中考えています。
幸い、マレーシア内ではホテルの価格も安めなのと、近隣諸国にも飛行機で手軽に行ける近さもあり、タイやベトナム、インドネシアといった近隣の島々のリゾート地に行く頻度は高くなります。
これらの国へ行くのには、クアラルンプールからの飛行時間は90分から長くても3時間。航空券の価格も往復で1人1〜2万円くらいでしょうか。
その中でも忘れられないほど素敵なリゾートホテルがあります。
それは、ベトナム最後の秘境と言われるフーコック島にある「JWマリオットフーコックエメラルドベイ(JW Marriott Phu Quoc Emerald Bay Resort & Spa)」。
4月の訪問以来ずっと忘れられずに、10月のディーパバリ休暇に行ってきました!
化学部がテーマのバー
フーコック南東にある美しいプライベートビーチのあるリゾート。面白いのが、架空の大学をホテルに改装したというテーマで、レセプションは図書館という設定。
客室のある棟は農学部や美術学部、天文学部など細かく学部が分かれていて、インテリアや壁のモチーフもすべてテーマに沿ってデザインされています。
バーは化学部テーマなので、試験管やフラスコが並び、おつまみのピーナツも試験管に入って提供されます。
このリゾートのデザイナーはカリフォルニア出身のBill Bensley氏。50カ国で200以上のラグジュアリーリゾートをデザインしている巨匠です。
このようなテーマだと、一見、ハリボテ感があったり、テーマパークのようで安っぽくなりがちですが、ここはかなりのラグジュアリーリゾート。高級感と遊び心が同居しているのが素晴らしいのです。
部屋のインテリアも隅々までこだわっていて、敷地内のガーデンも、プライベートビーチも、ごみ一つなく手入れされています。
手入れしている方々やホテルスタッフとすれ違う時には、全員にこやかに「シンチャオ(こんにちは)」と挨拶してくれて、ホスピタリティも抜群です。
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