本当にやりたいことをやるためには、「自分にとって重要でないことをやめていく」ことが必須です。
自分にとって一番大事なことから時間やエネルギーを確保しないと、重要でないことで埋まってしまい、本当に大切なことができなくなります。
私たちは日々さまざまなアクティビティをしています。家事、子育て、頼まれた仕事など、「自分がどうしたいか?」よりも「世間の常識」や「人にどう思われるか」を優先させてやっている行動が、実は多くないでしょうか?
そうしていると「別にやりたくないこと」に時間と気力を使ってしまい、本当にやりたいことをやる余裕はありません。
また、「時間と余白」がないと、やりたいことや直感が降りてきた時にすぐに実行に移せません。チャンスを逃すことになります。「余白」を作ることが、夢を叶える第一歩なのです。
そのために、「本当はやりたくないかも」「できればやめたい」ということをリストアップし、どうしてそれをしているのか、やらないとどうなるのかを書き出し、少しずつやめていく方法を考えます。
ポイントは「やらなくても良いならラッキー」というレベルのことをガンガン書き出すことです。そして自分1人でやめられるようなことから、少しずつやめていくことが大事です。
こまめな掃除、なんとなくの仲間との会合、「みんながやっているからやっている」一連の行動などはすぐに全部はやめられませんが、少しずつできるところからやめていきます。
罪悪感というのは、「あー、こんなことしちゃって私悪いなと分かっているのにやってしまう」という自分への言い訳です。
罪悪感を感じながらもそれをしているということは、「一般的に考えてこれは良くないことだろう、本当はそうあるべきではない」と思いながらもやっている、確信犯。
ということはつまり、それが本当に自分がやりたいことだからなのです!
「そこまでしてやりたい私」という事実をまず認める。そこに実は一番自分らしさが隠れているのです。
その上で、「そもそも私はなぜ、これをしちゃいけないって思っているの?」と自分に問い、自分の中の「思い込み」を見つける。
例えば、ずっと子供の面倒を見ていないと「悪い母親」。お客さんの要望にきちんと準備して100%完璧に応えられないと「悪いサービス」。
でもこれらはすべて私の思い込みなのです。私が1人でそう思い込んでいるのです。ワーママは毎日罪悪感でいっぱいです。
「ずっと子供の面倒を見ていられない、つい仕事を優先させてしまう」「準備不足でお客さんの要望に高いレベルで応えられていない」の罪悪感の正体は、「今は仕事を優先させたい」「準備するより他にやりたいことがある」という自分の気持ちがあるということ。
正体を認めて、そんな自分は唯一無二なんだからと受け入れてみます。全部私が選んでやっていること。モヤモヤしても、こうやって生きているのが私らしいのです。