こんにちは。カリフォルニア在住海外転職キャリアコーチのブレナー真由美です。
今回は、「英語が話せないけど海外転職できるのか?」というご質問が多く寄せられるため、このテーマについてお話ししたいと思います。
英語を使って働きたいけれど、まだ英語が得意ではない方に人気の国々として挙げられるのが、マレーシアやフィリピンです。
これらの国々はプチ親子留学先としても人気があり、特に初めて海外転職を考えている方には魅力的な選択肢です。
しかし、これらの国を選ぶ理由が「英語を使いたいから」というだけの場合、注意が必要です。
英語力が十分でない状態での転職は、成功のハードルが非常に高いのが現実です。
まず大前提として、「英語を勉強するつもりで海外転職をするわけではない」ということを念頭に置いてください。
英語は仕事をする上でのツールの1つです。転職の目的が英語力向上だけでは、現地での仕事も生活も難しくなります。
もし、英語が日常会話レベルにも達していない場合は、まず日本でしっかり英語力を鍛えることをおすすめします。
例えば、英語圏への短期留学や集中トレーニングを行い、一定のスキルを身に付けてから転職活動を始めるのが良いでしょう。
マレーシアやフィリピンの現地採用に挑戦したい方がよく陥る誤解として、「英語を磨きながら仕事を見つけられる」という期待があります。
しかし、現実的には英語がまったくできない人が仕事を見つけるのは非常に困難です。
さらに転職後も英語力が劇的に向上する環境に身を置けるとは限りません。
英語ができる人材は世界中に山ほどいます。その中で日本人として現地で働くためには、英語力だけでなく、実務経験や専門スキルが求められます。
よく聞かれる質問の一つに「IELTSやTOEICの試験を受けた方が良いですか?」というものがあります。
答えは「はい」、特に英語力を証明するものが何もない場合は受けるべきです。
二つの違いは、次を参考にしてください。
・TOEIC:日系企業で特に認知度が高い
・IELTS:グローバルでの認知度が高い
ただし、試験結果そのものよりも、面接で英語を使いこなせる力が重要です。
英語力をレジュメで示しつつ、実際のコミュニケーションで信頼を得られるスキルを磨いていきましょう。
海外転職を目指す方に覚えておいてほしいのは、英語力だけでは成功しないということです。英語はあくまでツールであり、求められるのは以下のような条件です。
・実務経験や専門スキルがある
・希望する国の労働市場やニーズを理解している
・学歴や資格などの基盤がある
英語力が不足している方は、転職時期を設定し、それまでに実務経験や資格取得に注力することをおすすめします。
英語圏や英語を使った海外転職を目指すなら、まずは計画的に準備を進めることが大切です。
英語力を高めつつ、必要なスキルや資格を身に付けることで、転職活動を成功に導けます。
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Written by ブレナー真由美(アメリカ)