Xin chào!(シンチャオ)こんにちは!ベトナム・ホーチミン在住のグローバルキャリアコーチYukaです。
夫の同僚のベトナム人カップルの結婚式にご招待いただき、家族で参加してきました。
国民の平均年齢が31歳と若いベトナムならではでしょうか、夫はベトナム生活2年目にしてすでに3回目の結婚式参加になります。
2024年2月からのこの一年間は特に「ドラゴンイヤー(辰年)」ということで、結婚・出産ラッシュの一年だったそうです。
今回、招待状に「ご家族もぜひ」とのことでしたので、「これは貴重な経験!」と家族で参加してきました。
ホーチミン市内にある結婚式場での結婚披露宴でしたが、一言で言うと、「とにかく自由!」
東南アジアらしい、エンタメ性の高いパーティの様子をお届けします。
ご祝儀は招待状の入っていた封筒に現金を入れて会場受付で渡します。最近はQRコードで振り込みのケースもあるのだそう
直前に手渡される何人でも参加可能な招待状
まず招待状ですが、今回は4週間前くらいに頂いたそうですが、これはベトナムでは非常に珍しく、通常は1〜2週間前に手渡しされるのだそうです。
さらに、招待された本人以外に同伴者もOKとのことです。ですから、私たちも家族4人で参加しました。
当日、何人来るのかわからないくらいですから、席次も自由!
今回は一応、会社やグループ毎にテーブルに札が立っていましたが、実際のところあまり関係なく、自由に好きな席に座る形式のようでした。
開始は予定時刻の1時間後が常識?!
「当日は11時開始」と招待状にあったので、一応時刻通りに会場に向かった我が家。
ちょうど写真撮影中の新郎新婦にお会いできてゆっくり写真は撮れたものの、150名ほどのテーブルが用意された披露宴会場はまだ人もまばら…。
とりあえずビールなど飲み物をいただきながら待つこと1時間ほど。12時を回った頃から続々と参加者が会場に集まってきました。これが東南アジア時間です。
新郎新婦入場からセレモニーが一気にスタート
開始予定時刻から1時間半ほど経過した頃に、やっと新郎新婦入場の気配が見えてきました!
まずは新郎が会場前方にスタンバイ。続いて、後方の扉から新婦が父親にエスコートされて入場です。
会場中ほどで父親から新郎へ、新婦のエスコートが引き継がれる場面では3人がお互いにハグし合う姿があり、その光景がとても微笑ましくて感動的でした。
舞台に新郎新婦が並んだ後、リングコールのような盛大な呼び出しで両家両親が花道入場。両家のお母様は真紅のアオザイ姿でとっても素敵でした。
そして両家一同が揃ったところで、新郎父から挨拶があり、続いてウェディングセレモニーの定番、ケーキ入刀とシャンパンタワー、そして新郎新婦が腕を交差させての乾杯!
ここまで10分ほどの間に一気にセレモニーが終了。
大盛り上がりのカラオケ大会&自由解散:
セレモニーが一通り終わると料理が振る舞われ、新郎新婦と両家両親が各テーブルを回って記念撮影タイムに入る中、会場エンタメは参加者によるカラオケ大会がスタート!
ベトナムでは歌で祝福するのが習慣だそうで、ベトナム演歌からテクノ系まで、とにかく大音量で歌って踊って楽しんでいるのが伝わってきました。
また若者たちのテーブルでは「モッ・ハイ・バー・ヨー!(1、2、3、乾杯!)」の掛け声で乾杯合戦が行われており、これも若い世代の勢いを感じる場面でした。
刺激が多すぎる結婚式ですが、最後まで面白いのは「自由解散」というところです。
自由に食べて飲んで歌って、好きな時に帰るのがベトナムスタイルなのだそうです。本当にどこまでも自由です!また経験値が一つ上がった気がします。
ベトナムで結婚式に参加する場合は、時刻通りに始まる時もあるそうですが、開始時間に気をつけてくださいね!
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Written by 大野由佳(ベトナム)