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英語を教えることで得た貴重な学びと広がる世界

2025年2月3日
野林薫 (オーストラリア)

オンライン英会話レッスンを通しての数え切れない出会いと学び

コロナ禍以来、オンライン英会話講師として仕事を始め、今年は6年目に入ります。

オーストラリアに住んでいながら、オンラインによって数え切れないほどの日本人の方々との出会いに恵まれ、「出会い」に対する私のコンセプトも大きく変わりました。

そして、何よりも英語を教えることで私自身がさまざまな面で向上することができました。

今回は、オンラインで英語を教えることで、私が学ばせていただいた3つのことを紹介します。

 

一人一人の違いとニーズを理解する重要性

一言で「英語を学びたい」と言っても、学ぶ目的は人それぞれです。

海外旅行に行った時のため、働いているカフェに外国人のお客様がたくさん来る、リスニング力を向上させたい、発音を学びたいなど、挙げ始めるときりがありません。

個人の目的をしっかりと認識し、個人に合ったアドバイスやレッスンを提供することは、教える仕事の最重要ポイントとも言えるでしょう。

そのためには、生徒さんが「この講師は話がしやすい」という雰囲気を創り、英語学習のお悩みや目標など、できるだけ多くの情報を収集することが重要です。

また、英語のスキルについてだけではなく、さまざまな話をしていく中で、その方の性格や好みも考慮してレッスンを進めていくことの重要性も学びました。

学び方や伸びるペースは本当に一人それぞれ違います。

私自身の理想やスタンダードを生徒さんに押し付けないことを心がけるようにしています。

 

自分自身も向上し続けることの楽しさを再発見

「英語を教える」というサービスを提供することにより、自分の英語力を常に向上させていくという新たな楽しみも生まれました。

それに加えて、コミュニケーションを円滑にする対人能力も磨いていく重要性も認識しました。

英語の知識やテクニックを教えるだけではなく、生徒さんの話をよく聞くことに努め、生徒さんの状態をしっかりと理解する。そして、それをベースに適度なリーダーシップで生徒さんを導いていく。

私自身も英語を学び続けている仲間の1人として、そして英語学習の旅路のガイドとして、この2つの立場のバランスを保っていくことが、学ぶ側と教える側双方のスキル向上につながると思います。

 

自分の英語スキルに感謝できるようになった

子供の頃から英語が大好きで、中学英語の文法は大得意でした。

しかし、20年前に初めてオーストラリアで1週間語学留学した時に、英語でのコミュニケーション能力のなさを思い知らされました。

語学留学生として英語を学んでいた当時は、自分の英語スキルに批判的になってばかりでしたが、現在ではオーストラリアで培った英語スキルを活かして、英語を教える仕事ができるようになりました。

英語を使ってできることの幅が広がり、今では英語は私の大切な人生のパートナー。

これからもずっと、私の英語スキルを大事に磨いて、さらにたくさんのことを学んでいきたいですね。

・シドニーの旅のお手伝いします – ロコタビ
・オンライン英会話レッスンを提供しています – WorldTalk

Written by 野林薫(オーストラリア)

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