こんにちは!マレーシア法人・人材紹介会社Language Talent Solutions(LTS)の吉野です。
前回のキャリアチェンジに関するコラムに続き、今回のテーマは「リクルーターとして働くとは?」についてです。
私が在籍するLTSは、CEOのJinderが20年以上の人事採用の経験を活かし、2018年に設立した人材紹介会社です。
才能のある求職者が国境を越えて活躍できるようサポートすることを使命とし、現在では50言語以上の求人を扱い、年間500名以上の方の採用を支援しています。
本社はマレーシア・クアラルンプールにあり、オフィスは有名なペトロナスツインタワーから徒歩5分の距離に位置しています。
また、インドとベトナムにも拠点を構えており、スタッフはマレーシア人(中華系・インド系・マレー系)、日本人、インドネシア人、インド人、ベトナム人と、多国籍なチーム編成です。
リクルーターの仕事は、まず求職者の希望を伺い、どんな仕事が合っているのか一緒に探していくことです。
カウンセリングを通じて、求職者が自分の考えを言葉にすることで、キャリアプランや目標をより明確にすることができます。そこから具体的な仕事紹介・サポートが始まります。
求職者がマレーシアで働くまでの流れは、以下の通りです。
1.カウンセリング
2.企業へ応募
3.書類選考・面接
4.内定獲得
5.ビザ申請
6.マレーシアでの勤務開始
また、単に仕事を紹介するだけでなく、マレーシアでの生活や文化についても詳しく説明し、実際のライフスタイルをイメージしやすくすることも大切な役割の一つです。
私のリクルーターとしての1日は大体このような感じです。
10:00 出社、全体ミーティング・メール確認
11:00 求人内容確認
12:00 ランチタイム
13:00 同僚によっては2時間のランチタイム・面談準備
14:00 応募者さまとの面談
15:00 求人掲載
16:00 応募者さまフォロー・求人内容確認
17:00 応募者さまとの面談
18:00 採用決定者さまの渡航サポート・全体ミーティング
19:00 退社
LTSのオフィスにはアジアを中心に多国籍なメンバーが在籍しています。職場の雰囲気は自由で柔軟性があり、「実力主義」の文化が根付いています。
固定席はあるものの、カウンセリングルームやパントリーなど、働く場所は自由に選べます。また、金曜日には2時間ランチを取るスタッフもいて、多少の遅刻に寛容な一方で、成果を求められる環境です。
一日のスケジュールは個人の裁量に任せられているので、メリハリのある労働環境を自分で作っていくことができます。成長の機会も多くありますので、そのチャンスをどのように得て活かしていくかは、すべて自分次第です。
もちろん、毎日成果のある充実した日ばかりではありません。頑張っても、成果の出ない日もあります。そんな時はチームメンバーとの会話を通じてリフレッシュし、新たなアイデアを生み出すこともあります。
マレーシアのような海外の環境では、「指示待ち」ではなく、自発的に動く力が求められます。
多様な価値観の中で仕事をするため、日本のように「正解・不正解」という判断軸ではなく、柔軟な発想と適応力が必要です。「成長を楽しめる人」にとって、海外での就労はぴったりな環境です。
次回は、実際のマレーシアでの生活についてお伝えしたいと思います。
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Written by 吉野美香(マレーシア)