イグアスの滝ビューポイントでたくさんのマイナスイオンを浴びる
Olá!! ブラジル・サンパウロ州在住のHIROMIです。今年の3月は謝肉祭およびカーニバル期間があり、灰の水曜日と呼ばれる日まで学校や仕事が休みの人がほとんどです。
私の娘はカトリック校に通っているため、金曜日は校内でカーニバルパーティーを行い、大賑わいだったようです。連休となるため金曜日からカーニバル休暇旅行へ出かける人も多いです。
そんな私もカーニバル休暇旅行へ行きました。今年は在伯13年目にして初の「イグアスの滝」へ!
イグアスの滝とは、ブラジルとアルゼンチンの国境となる川「イグアス川」にある巨大な滝のことです。
滝の80%がアルゼンチン側、20%がブラジル側にあります。「ナイアガラの滝(アメリカ/カナダ)」、「ビクトリアの滝(ジンバブエ/ザンビア)」と並んで世界三大瀑布の一つに数えられています。
イグアスの滝は、一つの滝ではなく、275本の滝をまとめて「イグアスの滝」と呼んでいます。
まず娘を説得し、興味を持ってもらったら、次に母娘で夫を説得しました。何せブラジル人は興味を持たないのです。ブラジル人の友人たちに行ったことがあるか聞いたら、大抵「ない」と答えます。
夫はイグアスの滝がある都市「Foz do Iguaçu(フォス ド イグアス)」には出張で行ったことはあるが、国立公園のある滝には行ったことがなく、義両親は行ったことがあるとのことで事前に話を聞くことができたのはラッキーでした。
今回実際に行ってみて、スケールの大きさは違えど、故郷青森の奥入瀬渓流みたいだと感じました。そんな自然豊かなイグアスの滝体験を共有します。
イグアスの滝を見るにあたって、国立公園に入場するには前もってチケットを購入することをおすすめします。
ブラジル人は6歳以上から105レアル(約2,763円)、私は日本人でブラジルでは外国人なので113レアル(約2,974円)+イグアス基金へ寄付するための3レアル(約79円)と、値段が変わります。(※2025年3月のレート)
入場すると、公園内を走るシャトルバスに乗ります。バスの利用料金は入場料に含まれているので支払う必要はありません。
一瞬、乗り場を見て混んでそうだと思いましたが、バスは次々にやってくるのであっという間に乗ることができました。
並んでいる時もバス車内でもスペイン語と英語しか聞こえず、スペイン語で話している人たちはアルゼンチンから来ている人たちが多いようでした。
私の隣の席のお兄さんはコロンビアから来たと言っていました。その場にいたブラジル人は多分夫と娘のみだったのではないでしょうか。
左:散歩していると見かけるアナグマ 右:売店ではアナグマグッズも沢山売られてる
バスに乗り、しばらくするとボートツアー乗り場の入り口へ停車しますが、ここで気をつけていただきたいのは、アナウンスが流れて停車したらすぐに降車することです。
日本のようにブザーはないので、気をつけないと次の停車場まで行ってしまいます。
サファリやボートツアーに参加しない人は、「The Path of The Falks Stop(遊歩道駅)」で下車します。
こちらには義両親も滞在したことがあるイグアス国立公園のブラジル側にある唯一の五つ星ホテルHotel das Cataratas, A Belmond Hotel, Iguassu Fallsがあります。
イグアスの滝が部屋から見える贅沢な空間をお望みでしたら、ぜひ滞在していただきたいホテルです。
遊歩道駅からは約1.2km森の中の遊歩道を歩いて滝のビューポイントを目指します。1.2kmなら…と思ったけれど、最短で45分、ゆっくり歩くと2時間くらいかかるとのこと。
私たちは娘の体力を考慮し、ボートツアーに参加した後でバスに乗って滝のビューポイントへ向かいました。体力がある方はぜひ歩いて自然を満喫してみてくださいね!
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