こんにちは、2010年から2018年末までスイスのジュネーブ在住、それ以後ドイツ在住のTowamiです。
私は2023年5月末に第一子である息子を出産、その4ヶ月後に職場復帰をし、5ヶ月後からは泊まりの出張を再開し、それ以降出産前と変わらず、もしくはそれ以上に働いています。
その傍で週末やバカンスでは出産前よりさらにたくさんアクティブに旅行をして、語学の勉強も続け、やりたいことを全て続ける人生を送っています。
これが可能なのは、全力で育児と家事をサポートしてくれている夫のおかげだと思っています。
(「やりたいことを全部やる人生」についてのマインドについてはこちら。全面サポートの夫とのフランスでの結婚式エピソードはこちら)
母親でありながらも、バリバリと働き続ける私は、きっと「昭和のお父さん」のような立場なのかなと思います。
それでも息子の成長に伴い、もちろん問題に直面することもあります。特にこの2ヶ月間は、心が揺れ動く色々な出来事がありました。今回はそんな葛藤について、書いてみたいと思います。
昨年家族で訪れた南仏のヴィルフランシュシュルメールの美しい海
1月の半ばの日曜日の午後に、悲しくて大泣きしていました。理由は、息子のことです。
息子がどんどん「パパ」がいないことに耐えられなくなって、パパが視界から消えるとすぐに「パパ?パパ?」と大声で叫び出して、見つからないとパニックになって大泣きするようになってしまいました。
その日お昼寝させてあげようとして、私と夫が一緒に息子の横に寝転がり、夫が寝室から出ました。10分ぐらい経って、息子がパパがいないことに気づき、「パパ、パパ?」と呼び始めました。
そのうち大声で「パパー」と叫んで泣き出して、私が「大丈夫だよ」と言って息子を抱き寄せようとしたら、腕で強く突っぱねられて、手で押しのけられてしまいました。
そんなことは初めてだったので、私は悲しくて泣きながら寝室から出て、「パパがいないと眠れないんだって」と言って夫にバトンタッチ。そこから1人で泣いていました。
「ママが隣にいることは全く意味がない」と言われた気がして、とても傷ついたのです。
それも当たり前と言える環境ではあります。日中はずっと夫が息子の面倒を見て、私は仕事の後と週末だけ息子と過ごす生活。
最近は出張が多くなり、さらに仕事の後のイタリア語のタンデム学習を増やしたりして息子と過ごす時間が少なくなり、週末もオンラインのアクティビティがあったりで、夫に息子を任せる時間が増えてしまいました。
そんな関わり方は、自分が選んでいるのです。
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