日常のストレスがどうでも良くなる!透明度の高い海
こんにちは。ドイツ在住のTowamiです。【前編】に続き、夫と2歳の息子と訪れたキプロス旅行で得た気づきや、キプロスの魅力を紹介します!
今回滞在したのは、Ayia Napaというビーチリゾート。一番近いLarnaca空港からは、タクシーで約40分離れています。
海が非常に綺麗で、ビーチも白い砂浜が広がる美しい場所です。4月の半ばに訪れたので水はとても冷たかったのですが、水の色があまりにも綺麗で、毎日本気で泳いでいました。
これまで世界中のさまざまな海、カリブ海、南イタリアのプーリア半島、サルディニア、コルシカ、メキシコ、コロンビア、モーリシャス……と訪れましたが、正直、今まで見たどの海よりも美しかったかもしれません。
4月に外の体感温度が26〜30度で、海で泳げるヨーロッパの島はなかなかありません。
子連れにとてもフレンドリーです。レストランの隣には滑り台付きのプレイグラウンドが併設されているところがほとんどです。
オムツ替え台もだいたいどこにでもあり、レストランでは例外なく子供用のお絵描き道具を持ってきてくれます。
非常に治安が良く、安心して過ごせます。タクシーの運転手に「危ないことはないの?」と聞いたら、「酔っ払ったイギリス人観光客が一番危ない」と言われました。
お気に入りすぎて毎日食べていた「チキンギロス」
街中の飲食はだいたい同じ価格帯で、メインプレートが15〜19ユーロ、メゼ(前菜のディップをピタパンに付けて食べる)が一種類5ユーロほど。
一回の食事でメインだけなら、2人で30〜40ユーロ程度です。ちなみに量は多く、食べきれないほど出てくることもよくあります。
観光地ですが、スーパーの水はドイツのスーパーと同じぐらいで、一本50〜80セント。ホテルの相場は、オフシーズンには五つ星ホテルでも170ユーロ程度から宿泊可能です。
最も多いのはドイツ人、オーストリア人といったドイツ語圏の人々。そしてイギリス人、北欧(スウェーデンなど)、ロシア語圏の方も多いです。アジア人はほとんど見かけません。
日本からは遠いですが、ヨーロッパ在住の方には初夏や秋におすすめだと感じました。おそらく最高のシーズンは5〜6月、9〜10月です。7〜8月は45度ほどまで気温が上がるそうです。
イタリアなどと比べると、観光地としてはやや物足りないかもしれませんが、南キプロスだけでも世界遺産が4つあり、歴史や文化に触れる機会もあります。
また、ここでしか飲めない、世界遺産にも登録された5500年の歴史を持つワイン「Commandaria」は必飲です。
今回の旅で一番心に残っているのは、「愛おしい」と感じる瞬間の積み重ねでした。
息子が自然の中を自由に歩き回り、私はその後を追いかける。時間に追われることなく、“今この瞬間”を一緒に生きることができた、そんな穏やかな時間が幸せでした。
毎朝のジョギングでは、英語の株式リサーチやイタリア語のニュース、フランス語のポッドキャスト、日本語の自己啓発サロンなど、好きな言語で好きな情報に触れる自由を楽しみました。
「知りたいことを、知りたい形で、好きなときに吸収できる」ことのありがたさを改めて感じました。
美しい海や美味しい食事、バーで聴いたジャズも旅を彩りましたが、何よりも、自分自身が本当に大切にしたいものや、「私って本当はこういうものが好きだったんだ」という感覚を再確認できたことが、この旅の一番の収穫でした。
夫の提案に身を委ねたことで、予定外の場所や思いがけない感動にも出会えました。
民族舞踊のあるイースターランチ、マッサージの贈り物、伝統料理のビュッフェなど、自分一人では選ばなかった奇跡のような体験ばかり。
愛する人と一緒に、予定調和ではない幸せに飛び込んでいくことの豊かさを実感しました。
修道院の美しいモザイクアート
この旅を通じて確信したのは、「知性を磨きながら感性を自由に広げ、愛を受け取りながら人生を美しく、賢く、自由に楽しむ生き方」を、私はこれからも深めていきたいということ。
そして、「もっと自分を愛おしむ」「豊かに生きる」ことを軸に、家族と旅し、多言語で世界を広げながらキャリアもライフスタイルも楽しみ尽くす生き方を実現していきます。
この価値観に共感してくれた方には、現在準備中のクローズドグループで、私の実体験や知識をシェアしていきます。興味があれば、ぜひメルマガにご登録ください。
私がヨーロッパでゼロから語学を学び、人生を築き、愛する家族を育み、キャリアを築き、旅やライフスタイルを育ててきたリアルな体験を、“今役立つエピソード”としてシェアしていきます!
次回の後編では、キプロス旅行でのさらに深い発見をご紹介します。どうぞお楽しみに!
Written by Towami(ドイツ)