
Selamat tahun baru!(明けましておめでとうございます。)世界ウーマンコラム読者の皆様、2026年もよろしくお願い致します。
インドネシアに住んで18年になりますが、ここでは日本の「年の瀬」や「お正月」を感じることはありません。
もちろん日本食レストランや日系スーパーなどで、年越しそばやお節、お正月飾りを目にすることはありますが、気候や街の雰囲気がやはり日本とは違います。
今回のコラムでは、年越しそば・除夜の鐘・初詣がないインドネシアの年越しがどのようなものか、ご紹介したいと思います。

インドネシアの年越しで最もユニークなものはおそらくラッパだと思います。年末が近づくと紙やプラスチック製のラッパ売りが現れ始めます。
大晦日の日にはこのラッパを吹きます。このラッパがかなりの大音量。子供たちが一斉に吹くとすごい音になります。
しかしこのユニークな年越しの風物詩ラッパも、コロナウィルスのパンデミック中に、衛生上の理由で規制があり、それ以降年々数が減っているように感じます。

引用:MALIQ & D’EssentialsのYoutubeより
インドネシアの年越しと言えば、二つ目はライブ。モールやホテルでは歌手を招待し、年越しライブイベントを開催します。
首都ジャカルタはもちろん、郊外のモールやホテルでも、有名歌手やバンドのライブイベントが開催されます。
特にモールでのライブイベントは、チケット制ではあっても、チケットを持っていない人もステージからは遠いですが、普段なかなか生では観れない歌手のライブパフォーマンスを観ることができます。
私は首都ジャカルタの隣県在住ですが、県内のモールで毎年有名歌手のライブイベントがあります。
イベントに毎年は行きませんが、年末が近づくと「今年は誰が来るんだろう・・」とチェックするのが楽しみになっています。
2024年末はMaliq & D’Essentialsというグループが、2025年末はYura Yunitaというどちらも有名な国民的歌手が我が街のモールでライブパフォーマンスをしました。

我が家のバーベキュー中の様子
続いて三つ目のインドネシアの年越しと言えば、バーベキューです。
自宅の前庭などで炭火を用意し、サテ(インドネシアの鶏・牛・ヤギ肉の串焼き)、魚、練り物などを焼いて食べます。
家族・親族や、ご近所さん同士でバーベキューを楽しむ人も多く、年末が近づくと、SNSでレシピなどを発信するお料理インフルエンサーの皆さんも、バーベキュー準備の投稿をする人が増えます。
年末のスーパーには、バーベキュー用品売り場が設置され、食材以外にも串やマーガリン、サンバルソースなどが並びます。

椎首都ジャカルタの独立記念塔での花火の様子
そしてインドネシアの年越しと言えば、最後は花火です。
日本のような花火大会はないインドネシアですが、お祝い事・イベントには花火がつきものです。大規模なものから、小さなものまで、大晦日にはそこら中で花火が上がります。
私はアメリカ在住経験があり、アメリカでも同じように大晦日の花火はありましたが、インドネシアでは年越しのカウントダウンの時間よりももっと前に、フライング花火がたくさん上がります(笑)。
これもインドネシアらしくていいなぁと思います。
Written by スパルディ杏子(インドネシア)