
Xin chào!「シンチャオ」こんにちは!ベトナム・ホーチミン在住のグローバルキャリアコーチYukaです。
昨年5月にベトナムで会社員に復帰してから、ちょうど1年が経過しました。
また、2016年のシンガポール赴任を機に、東南アジアを中心に家族で海外生活を始めてから、今年でちょうど丸10年になります。
これまでに、シンガポール、タイ、ベトナムと国をまたぎながらキャリアを築いてきましたが、海外で働いていると、「この人はどんな環境でも活躍していくのだろうな」と感じる人に出会うことがあります。
特別に恵まれた環境にいるわけでも、圧倒的にずば抜けたスキルを持っているわけでもありません。
それでも、どんな状況でも前に進み、結果を出していく。そんな「しなやかに活躍する人」には、ある共通点があるように感じています。
共通しているのは、シンプルに言えば次の3つです。
・どんな状況も「成長の機会」と捉えること
・「ないもの」ではなく、「あるもの」に目を向けること
・どんな状況でも立ち止まらず、動き続けること

ベトナムで働く中でまず感じるのは、日々の仕事が「変化球の連続」だということです。
計画通りに進まないことは当たり前で、必要な情報が揃わないまま判断を求められることもあります。
文化や価値観の違いから、想定していたコミュニケーションがうまくいかない場面も少なくありません。
こうした状況は、ベトナムに限った話ではなく、海外で働く多くの人が直面する共通の難しさでもあります。
そんな中で、しなやかに活躍している人たちに共通しているのは、「どんな状況も成長の機会として捉える姿勢」です。
ただ、それは単に前向きに考えるということではありません。実際の行動として表れているのは、「今この状況で何ができるか」に意識を向ける力です。
つまり、「ないもの」ではなく「あるもの」に目を向け、その中でどう前に進むかを考え続けているのです。

少し前にインド駐在の方と仕事をご一緒した際に、「インドで仕事を進めるのは難しくないですか?」と聞いたことがありました。
インドも文化や商習慣の違いが大きく、決して簡単な環境ではないだろうと思っていたからです。
その方はブラジルやメキシコなど、さらに多様な環境での経験をお持ちでしたが、返ってきたのは意外な言葉でした。
「もちろん大変なこともありますが、インド人はみんな英語が話せるので、コミュニケーションが取れるのはまず良いところですね」
困難さではなく、まず「できていること」に目を向ける。その姿勢がとても印象に残っています。
海外では、日本のようにすべての前提条件が整っているとは限りません。
リソースが限られていたり、期待通りのサポートが得られなかったりすることもあります。
そうした状況で、「足りないもの」に意識を向け続けてしまうと、どうしても前に進む力は弱くなってしまいます。
一方で、しなやかに活躍している人は、「今この場所にあるもの」に自然と目を向けています。
使える言語、頼れる人、動かせることなど、そうしたリソースを見つけ出し、その中で最適な進め方を考えていく。
その積み重ねが、結果として仕事を前に進めていく力につながっているのだと感じます。

さらに共通しているのは、とにかく「止まらない」ことです。
完璧な条件が揃うのを待つのではなく、小さくてもいいから、まず動く。そして、状況に応じて修正しながら前に進んでいく。
変化が前提の環境においては、この「動き続ける力」そのものが価値になっているように見えます。
こうした姿勢は、一見すると特別なスキルのようにも思えます。しかし、実際には、物事をどう捉えるかという「視点」の違いによるところが大きいのではないでしょうか。
海外で働くということは、自分の前提や常識が通用しない場面に何度も直面するということでもあります。
その時に、「何が足りないか」ではなく、「何があるか」に目を向けられるかどうか。
その小さな違いが、結果として大きな差につながっていくように思います。
変化が多い環境だからこそ、試されるのはスキルだけではなく、「姿勢」です。
そして、その姿勢は、海外に限らず、どんな場所でも自分の可能性を広げてくれるものなのかもしれません。
私自身もこうした視点を意識しながら、日々の仕事に向き合っていきたいと思います。
そんな小さな積み重ねが、少しずつ自分の可能性を広げていくのかもしれません。
シンガポール、タイを経て、ベトナム現地企業で働きながら、グローバルキャリアコーチとしてのパラレルキャリアを実践中。
プライベートでは中高生2人の息子の母でもあります。インスタグラムでは、夫婦共働き海外キャリアの秘訣やベトナムでの生活・日々の学びなど、現地からリアルな気づきをお届けしています!ぜひこちらもフォローしてくださいね。
Written by 大野由佳(ベトナム)