
東南アジアの中でも最も南にあるインドネシア。
タイやベトナムなどと比べると、まだまだ馴染みがないと感じる日本人も多いと思います。
でも、知らないうちにインドネシアの商品を目にしたり、手に取ったりしているかもしれません。
今回のコラムでは、インドネシアが日本を含む世界に輸出している人気商品をご紹介します。

最近、「え、これインドネシアの商品だったの?!」と言われることが最も多いのが、こちらのコピコです。
この数年、人気韓国ドラマでタイアップ商品として登場することが多いコーヒーキャンディで、「韓国の商品」と思っている方も少なくありません。
しかし、正真正銘のインドネシア産です。
1980年代に発売されて以来、今もインドネシア国内で愛され続けているロングセラー商品です。
パッケージには「世界一」と書かれていますが、その言葉通り、世界的に知名度を上げています。

インドネシアが誇る国民的インスタント麺といえば、インドミーです。
これを食べた人は、インドネシア料理にまったく馴染みがなくても、すぐに好きになってしまう、まるで魔法のような麺です(笑)。
2000年代初頭、私がアメリカ在住だった頃には、すでにアジア系スーパーでインドミーが数多く販売されていました。
インドネシア人留学生が箱買いしていたのはもちろん、その周りにいた他国の留学生たちもファンになっていました。
現在では、中国本土や台湾、香港、中東、アフリカなど幅広い地域へ輸出され、最近では日本でもKALDIなどで販売されています。
特にアフリカの複数の国では、インドミーがインスタント麺市場でシェアNo.1だそうです。
インドネシア国内では、各地方の「ご当地フレーバー」も販売されています。お仕事や旅行で訪れた際は、ぜひ試してみてください。

インドネシアの伝統的なジャムゥ(伝統漢方)の一つであるトラックアンギンは、シロップタイプの健康飲料です。
風邪を引きそうな時や、体調が優れない時に飲まれています。
生姜、ミント、フェンネル、スクリューツリー、クローブの葉、蜂蜜などが含まれており、吐き気、腹痛、めまい、発熱、喉の痛みを伴う風邪の症状、さらに疲労や睡眠不足にも効果があるとされています。
1回分ずつ小分け包装されているため、袋を切ってそのまま飲めるのも特徴です。スタンダードタイプのほか、子ども用、咳や喉の痛みに効くキャンディタイプなど、種類も豊富です。
2023年からは、日本での本格販売も始まっています。
出張でインドネシアによく来る中国出身の友人は毎回まとめ買いしていますし、国際線CAとして世界を飛び回る友人も、ジャカルタ便がある時には必ず大量購入しています(実は香港でも販売されているそうです!)。
フライト前には必ず飲んでいるそうで、私自身も少し体調が悪い時や、長時間の移動時によく飲んでいます。
また、のど飴タイプは、日本製を含めても「これ以上のものはない」と思うほど効果を感じています。
参考記事:「トラックアンギン」日本初の正規輸入販売開始|ユーリンク合同会社|Businesia
Written by スパルディ杏子(インドネシア)