
マレーシア、クアラルンプールからこんにちは。マレーシア在住13年目の土屋 芳子です。
クアラルンプール旅行で、ショッピングモールや有名観光地とは少し違う場所を探している人におすすめしたい場所があります。
それが、ブキビンタンにある「GMBB(GM Bukit Bintang)」。
「Galleries, Markets, and Brands」がコンセプトです。
10階建ての建物の中に広がるこのコミュニティモールは、単なる商業施設ではありません。
100人以上のアーティストやクリエイターが集まり、作品を展示・販売しながら、新しい文化を発信する“街の中のアートハブ”として注目されています。

館内を歩くと、個性的な雑貨、アート作品、クラフト商品、本屋、小さなギャラリー、カフェ、ネイルサロンなど、さまざまなジャンルのお店に出会えます。
大量生産の商品ではなく、マレーシアの若いクリエイターやローカルブランドの「想い」が感じられるものが多いのが魅力です。
各ショップでは定期的にワークショップやミニ展示会も開催されています。
観光客でも参加できるイベントが多く、ただ見るだけではなく、自分自身もマレーシアのクリエイティブ文化に触れられる場所です。
和菓子作りワークショップなどは人気のワークショップの一つです。また、上階にはアーティストのスタジオやレンタルスペースがあります。

クアラルンプールには、アートや文化を楽しめる場所がいくつかあります。
たとえば、国立美術館(National Art Gallery Malaysia)はマレーシアの歴史的な美術作品を鑑賞できる場所で、伝統や芸術の流れを知るのにぴったり。
一方、Ilham Galleryは現代アートを中心に、質の高い企画展を楽しめる都会的なギャラリーです。
イスラムアートミュージアムは、イスラム文化に触れられる、とても美しいミュージアムです。
それに対して、GMBBの面白さは、「完成された作品を見る場所」ではなく、「今まさに生まれているクリエイティブと出会う場所」であること。
アーティストとの距離が近く、ショップの一つひとつにストーリーがあります。
階ごとに雰囲気が変わり、まるで宝探しをしているような感覚。写真を撮りたくなる場所も多く、半日ゆっくり過ごせるスポットです。

GMBBは午前11時からオープン。早めに訪れて、隣接するレストランでブランチを楽しんだ後、館内をゆっくり散策するのがおすすめ。
横にはいくつものレストランがありますが、24時間営業のローカル食堂 Kedai Mamak Husin はマレーシアの日常を知るのにとても良いです。
インド系マレーシア料理を出すこのようなお店は「ママック(Mamak)」と呼ばれます。
ココナッツミルクで炊いたご飯の国民食「ナシレマ(Nasi lemak)」や、カレーソースをかけたご飯「ナシカンダー(Nasi kandar)」、インド風パンとパイの中間の「ロティチャナイ(Roti canai)」や「ナン(Naan)」などがお手軽な価格でいただけます。
ナシカンダー(フライドチキンと野菜と卵焼き添え)とドーサ(豆と米を発酵させて作った生地をクレープ状に焼いたもの)、アイスミロとアイスチャイ、これらすべすべて合計でRM21.5(¥860)ほど。
有名観光地を巡るだけではなく、その街で暮らす人々の感性や新しい文化に触れる旅へ。
クアラルンプールの“今”を感じたい日本人旅行者には、GMBBはぜひ訪れてほしい新しい発見の場所です。
【GMBB】
インスタグラム:@gmbb.kl
ホームページ:https://gmbb.com.my/
場所:https://maps.app.goo.gl/o9huSZRQkrWDBCYj7?g_st=ic
Written by 土屋芳子(マレーシア)