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【国際結婚】自己肯定感を高めてくれた、理想のパートナーシップ像とは

2026年8月3日
Towami (ドイツ)

スイスで人生を全うするのにあと必要なのは、夫だけだ!

こんにちは。スイスに8年、ドイツも8年目。会社員をしながら、愛する家族とヨーロッパを旅するように暮らす、Towamiです。

こちらは、私がどうやって今の生き方に辿り着いたのかを、自分自身の記録として、そして、「海外で働きながら、自分らしく生きてみたい」と

思っている方に、何かヒントになればという思いで綴っているストーリーの第6回です。

第1回:私の海外移住の原点。ヨーロッパで生きる私の選択と気づき
第2回:「海外に行きたい!」挫折から駐在を掴むまでのリアル体験
第3回:海外移住の理想と現実。孤独なジュネーブ生活を救ったサルサとフランス語
第4回:スイス・ジュネーブで雑用係だった私を変えた上司から学んだこと
第5回:「世間の正解」を捨てた私がスイスで自分らしい人生を築くまで

前回は、母の死や離婚を経て、「私はどう生きたいのか」という問いに初めて自分の言葉で答え、スイスで生きていくことを決めたところまでを書きました。

その後、私は駐在員から現地採用へ契約を変更し、スイスの永住権も取得しました。

そして、2015年7月からは、働きながらジュネーブ大学のExecutive MBAに通うことも決めました。

ここまで来た私は思いました。「スイスで人生を全うするのにあと必要なのは、スイス人の夫だけだ」(笑)

スイス人の彼氏が欲しい!しかし、スイス人と出会うのは簡単ではありません。

私はサルサを通して幸運にもたくさんのスイス人の友達ができました。しかし、一般的にスイス人は、友達になるまで時間がかかると言われています。

ある日、仲の良いスイス人の男友達に聞いてみました。

「スイス人の彼氏が欲しいんだけど、どうやったら出会えると思う?」

すると、彼は、「出会い系サイトしかないでしょ」と言いました。私はそれまで一度も出会い系サイトに登録したことがありませんでしたが、その日のうちに登録してみることに。

友人におすすめのサイトを聞くと、「どれでもいいよ」と言われたので、とりあえずフランス語で、ジュネーブ近郊の人が多そうなサイトを選びました。

 

初めて会った日と、心惹かれた紳士的な姿

ここが私が夫と初めて会った、ジュネーブの老舗カフェ、カフェルモール。1921年開業

登録して数日待ってみました。しかし、誰からも連絡が来ません。

そのことを友人に話すと、「写真は載せた?」と聞かれました。

「載せてないよ。知り合いに見つかったら恥ずかしいじゃん」そう答えると、「いや、写真は載せなきゃダメだよ。君を見つける知人がいたら、その人自身も登録しているんだから、お互い同じ立場でしょ」との返事。

なるほど…。エイヤ、と写真を載せると、その翌日からメッセージが届き始めました。

その中の一人が、今の夫でした。

あの時、「恥ずかしい」を一回乗り越えただけで人生が変わりました。行動しなければ、今の夫にも出会えなかったでしょう。

ちなみに、私はスイス人の夫を探していたのですが、出会ったのは夫も含め、フランス人ばかりでした(笑)。

今の夫と連絡を取り始めてからも、私が大学や仕事や夏のバカンスで忙しく、実際に会えたのは1か月半ほど経ってからでした。

最初は私の家の近くのカフェでお茶をして、そのあと一緒にレストランに夕食を食べに行くことに。

正直に言うと、第一印象は「ふーん」という感じであまり強い印象は持ちませんでした。

しかし、カフェで話している時に、彼が笑った瞬間、光が当たった緑色の目が輝き、「あ、この人の笑顔、かわいいな」と思ったことを覚えています。

食事を終えて外へ出ると、雨が降っていて、私の自転車はびしょ濡れでした。すると、彼はレストランの人に拭くものを借りてきて、自転車をきれいに拭いてくれました。

そのあと、自転車を押しながら私の家の前まで一緒に歩いて送ってくれました。

私は男性の紳士的な振る舞いに重きを置いており(笑)、その日の彼は、まさに私が思い描いていたような紳士でした。

彼も以前に私と同じ金融の仕事をしていたこともあり、話も弾んで、「また会ってもいいな」と自然に思えました。

 

MBAの多忙な日々が近づけた、二人の距離

ちょうどその頃、私はジュネーブ大学のExecutive MBAを始めたばかりでした。隔週で金曜日と土曜日は授業。

働きながらMBAを両立させた当時の体験についてはこちらをご覧ください。

スイス・ジュネーブ大学 働きながらMBA①
スイス・ジュネーブ大学 働きながらMBA②
スイス・ジュネーブ大学 働きながらMBA③

その後は大量の課題。平日は終日仕事。

正直、デートをしたり遊んだりしている時間などほとんどありませんでした。しかし、彼もフランスでMBAに相当する学校を卒業していたため、私が勉強している内容をすべて経験済みでした。

課題で分からないことがあると教えてくれたり、一緒に考えてくれたりしました。気づけば、MBAの勉強時間が、そのまま二人で過ごす時間になっていました。

この知識と経験のある彼でなかったら、当時の私の多忙なスケジュールで、すぐに関係は破綻していたと思います。

 

ありのままの自分を受け入れてもらえた安心感

初めて2人で車で遠出したのはスイスとイタリア国境付近のアオスタでした。

付き合い始めてからも、もちろん価値観の違いはありました。私はそれまで遠距離恋愛が多かったこともあり、一人の時間をすごく大切にしたいタイプでした。

そのため、突然自分の毎日に他人が入って来ることに、最初は距離感に戸惑うこともありました。しかし、お互いに少しずつ話し合いながら、私たちなりの心地よい関係を作っていきました。

彼は心理学やカウンセリング、NLPなどを長年学んでいました。だからなのか、フランス人でありながら、日本人のように「言わなくても汲み取れ」という日本的な気の利かせ方ができ、私が言葉にしないことも、理解しようとしてくれました。

何か問題が起きても、私が不満を口にしても、否定、批判、ジャッジするのではなく、理解して受け入れようとしてくれました。

今振り返ると、親以外から、「無条件で愛してもらえる」と感じられた、初めての経験だったように思います。

頑張っていなくてもいい。取り繕わなくてもいい。弱いところも、ずるいところも、怠惰なところも、そのままでいい。

「このままの私を受け入れてくれる人がいる」そんな安心感を、生まれて初めて感じました。

初めて彼のお母さんに会った日のことも忘れられません。

「息子を幸せにしてくれてありがとう。私、あなたにはとても感謝しているの」私を見るなり、第一声でこう言ってくださったのです。私はとても驚きました。

今は、私も息子を育てています。いつか息子が大人になり、人生のパートナーを連れてきた時、私も同じ言葉を伝えられるのでしょうか。

 

迷いなく「この人だ」と思えた

プロポーズをしてもらったカリブ海クルーズでの海

2年ほど一緒に過ごした頃、私は結婚という形を考えるようになりました。

そして2017年1月、カリブ海クルーズの旅行中に、彼はプロポーズしてくれました。

私は本当に何も予想していなかったので、「突然、どうしたの?」と驚きましたが、もちろん私の返事は「Yes」でした。

それまでの私は、何かあるたびに、「この人どう思う?」「結婚するのにいいと思う?」と、周りに相談していました。自分の決断に自信がなかったからです。

しかし、彼とのことは、「どう思う?」と誰にも聞きませんでした。

この人と人生と家族を築いていくということに、まったく迷いがなかったのです。

いつも誰かの賛成や許可が欲しかった私。しかし、本当に一緒に人生を歩みたい相手に出会った時は、誰の許可も必要ありませんでした。

ただ、「この人だ」と思えた。それだけだったのです。

その後に、友達に恋愛相談をされた時にも、このことを話しました。

「私はいつも本当にこの人だ、という人に出会ったら、迷いを一切感じないし、誰の許可も取りたいと思わないものなんだよね」

その友達は後日、結婚することになる人と出会った時に、「Towamiの言っていたことは本当だったね!」と言っていました。

 

 

理想のパートナーに出会い、理想の関係を築くために大切なこと

パートナーシップに関しては、「本当に心が納得するまで、妥協しない」ことが大事だと個人的に思っています。

誰にも相談する必要がないほど「この人だ」と確信を持てる相手と、誰でも、いつか、出会えるのではないかと、個人的には信じています。

私は今の夫と出会う前に、付き合っていた人がいました。とても仲良しで、信頼できる相手だったのですが、その人と一緒にいる時の自分が、好きじゃないと感じていました。

よく怒ってしまったり、イライラしたり、他の人に対しては、比較的穏やかな自分が、その人の前では意地悪な自分になっているような気がしていました。

結果、「自分が自分らしく、自然で、ありたい自分でいられる」人と一緒にいることを選びたいと思い、その人とは別れました。

そのおかげで今の夫と出会えました。

今の夫と出会ってからも、「自分の生き方」「自分のやり方」を我慢しないようにしていました。

もちろん相手との違いは受け入れますが、相手に合わせすぎて、自分らしい生き方やあり方を、無理に変えないように心がけていました。

もし私の根本的な生き方が相手にとって受け入れ難く、どちらかが無理をし続けなければ成立しない関係なら、無理に一緒にい続ける必要はない。そう考えていました。

そのためにも、自分で自分の人生を支え、一人でも充実して生きられる状態でいる努力は続けてきました。

一人でも生きていけるからこそ、「一人では不安だから」ではなく、「この人と一緒に生きたいから」という理由で、相手を選べると思ったからです。

そのことが、「今の夫が、私の生き方を尊重し支えてくれて、私の幸せを一番に考えてくれる理想のパートナーシップ」につながっているとも思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

次回は、結婚式の1か月後に決まったドイツへの転勤、そして子どもが生まれ、夫がどのように私の人生を支え続けてくれたのかについて書きたいと思います。

私のメルマガでは、

・ヨーロッパで実際に使ってきた語学学習法
・多言語を仕事と人生にどう結びつけてきたか
・海外で働きながら暮らしを整える考え方
・日々の小さな選択と気づき

などを、よりリアルに、お役立ちテクも含めて書いています。また、

・社会人からの語学習得
・幸せな海外生活の実現(国際結婚とパートナーシップ、海外バイリンガル子育て、海外キャリアなど)

をテーマにした個別コンサルも行っています。詳細も、メルマガ内でご案内しています。お気軽にご登録ください。

Written by Towami(ドイツ)

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