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算命学が教える「自然な生き方」と「天中殺」の捉え方

2026年8月24日
近藤恭子 (オランダ)

精神と肉体が一致する「自然な生き方」

東洋思想では、人体は小宇宙と呼ばれます。小宇宙である身体は、精神と肉体に分けられます。

算命学では、精神(魂)は十干に、肉体は十二支に分類します。

前回のコラム「【算命学入門】運が安定する生き方とは?」で、陰陽五行、十干十二支について説明していますので、先にこちらをお読みいただくと理解が深まります。

十干は10個の質、十二支は12個です。これらを並べると、

甲乙丙丁戊己庚辛壬癸
子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥

これが、十干十二支の最初の文字列です。

「十干は精神(魂)」を表し、「十二支は肉体」を表します。あなたの精神と肉体をつなぐものは「こころ」です。

精神と肉体(十干十二支)が一致した自然な生き方をしている人は、こころが安定しています。

こころの安定は、「幸せ=運勢の安定(平和)」につながります。これは、心身ともに同じ道を歩んでいる状態です。

ところが、精神と肉体が不一致な生き方をしていると、こころがバランスを崩して不安定になり、精神と肉体にズレや矛盾が生じます。

こころの不安定は、自分の運勢にも、周りの人にも影響を与えます。

また、不安定になったままだと、運命が病気になります。運命が病気になると、生き方が陰転しやすくなります。

陰転とは、自分自身の本来の自然な生き方ができなくなることです。人間は時に、自分に合わない方向や間違っている方向に努力をしていることがあります。

心身ともに同じ道を歩むためには、まず自分の十干十二支を知り、自分にとって自然な生き方とは何かを知り、自分の精神と肉体を一致させ、守ることが大事だと考えています。

 

「天中殺」という枠組みと正体

ここで、先ほどの十干と十二支の並びをもう一度見てみましょう。

甲乙丙丁戊己庚辛壬癸◯◯
子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥

◯の部分が空白ですね。十干は10個、十二支は12個ですから、十干が2個足りないですね。この足りない部分が、算命学の天中殺(てんちゅうさつ)理論につながります。

天中殺とは、時間と空間(十干十二支)が不自然な状態になっていることをいいます。もっと分かりやすく言えば、自分の十干十二支がバグっている状態です。

誰でも、12年間に2年間は天中殺年間です。
誰でも、12カ月に2カ月は天中殺月間です。
誰でも、12日間に2日間は天中殺の日です。

そして、人によりますが、人生の中で20年間〜40年間も特別な天中殺が廻る人もいます。

一般的に、「天中殺は悪い時期だから大人しくしていた方が良い」と言われていますが、天中殺は「良い、悪い」で分別できる簡単なものではありません。

いつ自分に天中殺が廻るか、どうやったら天中殺現象に引っ掛からないようにするかを、先に知っておくことが大事です。

 

天中殺の時期は自己判断力が鈍りがち

例えば、転職、起業、結婚、恋愛、引っ越しなどは、天中殺の時期にはしないほうが無難です。

なぜならば、天中殺時期に決断したことは、後から「何か変だな」と違和感が生まれやすいからです。

たとえば、天中殺の時期に恋愛をしたとします。

自己判断力が変になっているので、自分のタイプではない人を選びます。

天中殺が終わってから、「あれ、なんで私はこの人と付き合っていたんだろう?」と不思議に思うのです。

天中殺中に結婚することを、天中殺結婚と呼びます。

以前鑑定したお客様は、天中殺中に相手と出会い、スピード結婚をして数カ月で離婚をしたと言っていました。

「あれはいったい何だったんだろう?」とおっしゃっていたのが印象的でした。

このお客様の天中殺結婚ですが、お相手は天中殺の時期ではなかったのです。

お相手も、このお客様の「天中殺現象」に引っ掛かってしまったということです。

恋愛は個人と個人で自由な関係ですが、結婚は家系と家系の関係が生まれますから、即離婚するのも大変ですね。

 

天中殺の特徴を知る

天中殺の時期に始めたことは、基本的に継続性がありません。

天中殺中に起業をして、2年ごとに事務所の引っ越しを繰り返している方や、天中殺中に転職をして、何度も転職を繰り返す方もいました。

天中殺は怖そうだなと思う方もいると思いますが、世の中には、天中殺にとても強い人がいます。

天中殺を味方に付けるのです。それも本能と直感で、恐ろしいほどに天中殺を上手くコントロールします。

人生のアップダウンは激しいですが、指導者や第一人者、スターなど、魅力的な人に多いです。

天中殺に強い人は、宿命の十干十二支に天中殺を生まれながらに所有している人です。これを宿命天中殺を持つ人と呼びます。

世の中には、宿命に天中殺がない人、宿命に天中殺を所有する人がいますが、生年月日に良い悪いは一切ありません。

人間は自然界の一部であり、生かされている存在だからです。

私の好きな算命学の言葉に、このようなものがあります。

「自然界に存在するものは、自然界と同じ法則を所有する」

自分の十干十二支を知り、天中殺のタイミングや自分の宿命を正しく理解することは、自然の法則に従って自分らしく生きるための第一歩です。

私は2007年から算命学の鑑定をしています。算命学で自分の天中殺を知りたい、自分の宿命や運勢を知りたい方はこちらからお問い合わせください。

Written by 近藤恭子(オランダ)

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