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”バンクーバーのローカルな暮らしぶりと心の癒しをお届けしたい” 矢寺愛さん(カナダ)

2018年10月10日

カナダと日本の教育の架け橋に


事務局:最後の質問になりますが、Aiさんは、今後どのように展開していきたいと考えていますか?

Ai:来年度の夏は、中高生を対象に、カナダ現地私立高校が主催する「サマースクール」をご提供していきます。2020年から日本では大きな英語教育改革が始まり、大学入試では「聞く・読む・話す・書く」の英語4技能が評価されるようになります。この4技能評価で基盤になるのは、お子様の”考える力”。その力を養う為には小さい頃から、「思考力・判断力・表現力」を身につけ、お子様たちに様々な経験を与える場が必要だと考えています。グローバル化が急速に進む現代において、外国の人との交流や、コミュニケーションスキルの向上は不可欠です。「サマースクール」は、このような力を育む絶好の機会となるでしょう。そして、受験に追われる日本の教育と、のびのびながら自立を促すカナダでの教育を現在進行形で見守る母の視点から、未来の子供たちへの英語教育について皆さまと一緒に考え、アドバイスできたらと考えています。

事務局:熾烈な受験競争のある日本の教育と、ゆったりしっかり自己を確立させていくカナダの教育、両方を経験されているAiさんだからこそ見えてくるものがあるのでしょうね。

Ai:他にも日本の英会話スクールと提携して、「英会話旅行」を企画しているところです。こちらは英会話を学習されている大人の方向けとなります。海外旅行とは一味違うローカルな暮らしぶりを体験できるようなアクティビティをいっぱいに盛り込んだものにしたいと考えています。

事務局:日本でも、留学やお子様の英語教育についてAiさんのお話しを聞きたい方が、たくさんいらっしゃると思います。日本でセミナーなど今後予定はございますか?

Ai:千代田区にある認証保育園のお仕事のお手伝いの中で小さなお子様への英語を取り入れた保育内容を提案していくお話をいただいており、来年度から日本での活動も増えそうです。また、英語で行われる学童保育も都内を中心に展開していきたいと考えております。ご要望にお応えしながら、サマースクールのご案内や、留学にまつわるセミナーも日本で開催していきますよ!

事務局:まさに日本とカナダの架け橋として、両国の教育をつなぐような活動をされているのですね!3人のお子様の教育を日本とカナダ、同時進行で見守ってらっしゃるからこそできる技だと思います。教育、お仕事、そして異国の地でハープの試験に挑み、大会に出場するなど常にご自身のスキルアップに磨きをかけてらしゃるAiさん。今後益々のご活躍が楽しみです。本日はどうもありがとうございました!

矢寺 愛(やてら あい)
Living Like a Local代表
留学コーディネーター、ハープセラピスト

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