皆さんこんにちは。Living Like a LocalのAiです。
桜の開花も始まり、春の訪れを感じるバンクーバーですが、4月に入ってもまだまだスキーやスノーボードなどが楽しめちゃうのがすごいところ!
カナダと聞くと、冬は雪がずっと降り続いているイメージをされる方も多いと思いますが、実は、私の住むバンクーバー市内で雪が積もるのは毎年2〜3回ほどなんです。
冬は「レインクーバー」と呼ばれるほど、雨が多いバンクーバーですが、バンクーバーから1時間以内にあるノースショアと呼ばれる北部に広がる山々には3つのスキー場があり、毎年11月末頃からオープンします。
北米ナンバーワンのスキーリゾートととして名高いウィスラーへも、バンクーバーから車で2時間ほどですが、今回はダウンタウンから最もアクセスが良く、バンクーバーが誇る究極のレジャースポット、標高約1250メートルのグラウスマウンテンスキー場(Grouse Mouttain)のご紹介をしたいと思います。
グラウスマウンテンまでは、ダウンタウンから車で20分ほど。公共機関を使っても1時間以内というアクセスの良さが最大の魅力です。
ナイターも夜10時までオープンしているので、仕事帰りに学校帰りにサクッと気軽に行けてしまう近さです。
ゲレンデまでは、グラウスマウンテンの麓にあるバス停・駐車場から出発するスカイライドというゴンドラに乗り、10分弱で到着。
ゴンドラを降りた瞬間、そこは銀色の別世界!!ナイターでは、100万ドルのバンクーバーの夜景が一望できる、まさにスノーワンダーランドです。
カナディアンはとても気軽にスキーやボードを楽しみます
我が家はいつでも気が向いたときにウィンタースポーツを楽しめるように、冬の間は車のトランクにはスキー板、ボードを積んだままにしています。
お弁当を持参して、美しい景色を眺められるラウンジでお夕飯というのも、我が家の日常。
普段は雪と無縁の都会の生活をしながらも、気軽にウィンタースポーツを楽しめるなんて、世界の中でも類を見ないのではないでしょうか?
耳寄りのローカル情報です!グラウスマウンテンでは、毎年2月の終わり頃から超お得なシーズンパスが発売されます。
その名も『Y2PLAY 』。
今シーズンの残りと来年のシーズンのパスが一緒になった2年分のパスです。
レギュラーのウィンターパスは大人CAN$825(約7万円)ですが、こちらCAN $395(3万4千円)と半額以下の値段!
さらにパスを購入すると、レンタルが20%オフ、施設内の飲食が10%オフ、ゴンドラ乗り場前のスターバックスが20%オフなどの特典付き。
姉妹リゾートである、レヴェルストーク・マウンテン・リゾート(Revelstoke Mountain Resort)の割引も付いてきます。
最大80%オフにもなるこちらのお得なパスは数に限りがある為、3月中旬にもなると完売してしまいます。早めの購入がお勧めですよ!
タンデムパラグライダーは、落下距離1000メートル!
夏のグラウスマウンテンでは、鷹やフクロウなどが目の前を飛ぶバードパフォーマンスショー、笑いありの木こりのパフォーマンスショーなどが無料で繰り広げられています。
また山頂に暮らす、2頭のグリズリーベアにもお目にかかれるとか。その他、アトラクションも勢揃いです!
プロのライダーと2人で飛ぶ、タンデムパラグライダーは、落下距離1000メートル!まるで鳥になったかのような体験もできます。
またスリル満点、最大時速80キロの山頂を繋ぐジップラインや、新たに空中ロープアドベンチャーコースが2018年から導入され、子供から大人まで楽しめ、益々グラウスマウンテンの人気が高まりそうです。
また最大の目玉は、グラウスグラインドと呼ばれる、頂上までのハイキングコースです。
ハイキングとはいっても、傾斜がかなりキツイため、過酷なルートとして有名です。タイムを競って駆け上がる上級者もいるので、体力に自信のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
頂上では絶景とビールを楽しみ、帰路はゴンドラで帰ることができるコースなので、今年の夏は私も挑んでみたいです。
その前に、まずは足腰を鍛えてから、準備万端にしないとですね。
Written by 矢寺愛(カナダ)