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「日本人女性はもっと素敵になれる」そろそろ、ジュエリーが欲しいと思ったら 伊藤美佐季著

2021年1月25日

ジュエリーがあれば、日本人女性はもっと素敵になれる

普段はアクセサリーはあまり着けない派の私だが、たまに着けるのはピアスくらい。ちょっとアクセサリーを着けるだけでも気分が上がる気がする。

そして憧れの存在、ジュエリー。いい加減いい歳しているので、うまくジュエリーを使いこなせるようになりたいと思ってこの本をダウンロードした。

表紙のシンプルながら存在感のある指輪、よく見たら細いリングの重ね付け。うーん、おしゃれ上級者だと思う。

とても素敵。こういう風に指輪を使いこなせたら、おしゃれ番長まちがいなし。私もなりたい…。

作者の伊藤美左季さんがイタリアにジュエリーを学ぶために滞在した後、日本へ帰ってきて思ったことは、「ジュエリーがあれば、日本人女性はもっと素敵になれる」ということだったそうだ。

ジュエリーというと、「難しくてどうしていいかわからない」「ハードルが高すぎて手が出せない」と躊躇してしまうのは、私だけではないようである。

ジュエリー上手になるのは、ファッション上手になるよりずっと簡単!だそう。そして遥かに素敵だと思う。

本書では、自分のレベルに合わせて取り入れられるハウツーや考え方がいろいろ綴られているので、初心者もある程度の上級者にも参考にすることが可能。

伊藤美左季さんもスニーカーを履くことが多いそうだが、必ずどこかにジュエリーを身に付けるようにしているそう。そうすると、単なる「楽な格好」とは一線を画せるからなのだとのこと。

いつも着飾らなくてはいけないとしたら大変だが、これなら日常生活にも気軽に採り入れられそうだ。

 

「自分を素敵に見せてくれるかどうか」が基準

著者によると、ジュエリーを身に着けていれば、カジュアルでも一気に「洗練のシンプルシック」にクラスアップできるそうだ。

具体的にはまず、体のどこの部位にジュエリーを着けるのかを決める。そして、そこにどういうものを着けるかを考える。

「自分を素敵に見せてくれるかどうか」を基準にするとよいとのこと。逆に自分を引き立ててくれないジュエリーだったら、どんなに上質で高価なものだとしても、やめておいた方がいい。

また、ジュエリーは自信のあるパーツに着けるのが、もっとも効果的な着け方。たとえすべてに自信がなかったとしても、「強いて言うなら」程度で大丈夫。

ジュエリーを着ける体の部位を覚えておけば、ジュエリー選びの大きな軸になる。部位が決まったら、そこにどういうものを着けるか。

ジュエリー初心者にはまず、毎日使えて、どんなファッションにも合わせやすい、シンプルでベーシックなものがおすすめだそうだ。

本書で「基本の7アイテム」が紹介されているので、ぜひ参考にしてほしい。

やはり高価で、うまく使うのが難しそうなイメージのあるジュエリー。でもコツをつかんでうまく使えば、ぐっと女性を素敵に見せてくれる。

お手頃なアクセサリーでも若さで使えていた頃とは違って、質の良いジュエリーでもう一段階大人の階段を上がりたいところだ。

ピアスの片方をすぐになくしてしまうからと言い訳をしないで、勇気を出してジュエリーを手に入れたいと思った。

Written by 藤村ローズ(オランダ)

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