将来を見据えて中高生の留学は増加傾向。コロナ禍におけるカナダ留学の最新事情

カナダ観光入国が可能に。留学状況は？

皆さんこんにちは。Living Like a LocalのAiです。朝晩と肌寒くなり、木々の葉っぱも色づき始め、秋の気配が感じられる季節になりました。

私が住むバンクーバーでは9月の中旬頃から、「レインクーバー」と呼ばれる雨季に突入です。シトシトと雨が降り始めた数日前あたりから、スーツケースを片手に旅行者らしき方々をちらほら目にするようになりました。

9月7日以降は日本を含むその他の渡航者に対して、カナダが認めるワクチン接種を完全に終えて、14日以上経過した観光客の入国がカナダ政府によって許可されました。

今までは永住権や就労ビザ、就学ビザなどを持っている人の入国は許可されていましたが、観光客の受け入れが可能になったというのは、大きなニュースです。（2021年9月25日現在）

「コロナ禍において、留学状況はどうなっていますか？」そんなお問い合わせをよくいただきます。

大人の留学に関しては中止や延期をされる方が多かったのですが、変わらず増加傾向にあるのが、中高生による留学です。将来を見据えて、早い時期から海外留学を視野に入れている昨今、中学、高校生留学は増えてきています。

中学、高校の6年間は人生において限られた期間。「多感な時期だからこそ、この時期を逃しては一生後悔する！」そんな熱い想いで、コロナ禍の渡航を決断される学生さんが多くいらっしゃいます。

志望大学を視野に入れ、早めのスタートが鍵

数多くある留学先の中で、カナダの中学、高校留学がおすすめな理由はたくさんありますが、一番の理由は、入学時に基本的に英語力が問われないということです。

移民が多いカナダでは、どの公立高校でもレベル分けされたESLがしっかりカリキュラム化されています。英語力がたとえゼロだとしても、学校側がしっかりサポートしてくれるので安心です。

また、現地の学校に入学してから授業についていけるのかどうか、課題に対して何から手につけたらいいのか分からない、そんな不安を抱えてらっしゃる方も多いと思います。

Living Like a Localでは、宿題や課題、エッセイ、プレゼンテーションなどをサポートしてくれる、土曜日の補習クラスをご紹介しています。

英語だけでなく、数学、社会、物理、化学、生物などの主要科目について個別指導を実施しています。日本大学に帰国入試で進学を希望される方のためには、TOEFL対策講座も開講しています。

有名私立大の慶応、早稲田、上智、国際基督教（ICU）などの国際教養・グローバル系学部では、TOEFL-iBTで90点以上（120点満点）の成績であることが基準と言われており、TOFEL対策は必須と言えるでしょう。

カナダに留学しているだけではTOEFLの点数に反映する英語力は身に付きません。志望大学を目指し、早めにスタートを切ることをお勧めします。

海外に出たら英語がペラペラになる、3年間現地高校に行けば誰でもネイティブになれる、そんな幻想は持たないでください。ただ生活しているだけでは英語力は伸びません。

せっかくの限られた留学期間、そして留学費用を無駄にしないためにも、お子様の努力と適切なサポートが必要です。

英語上級レベルの60%が年収1000万以上？

Living Like a Local では、公立または私立高校選びのご相談、入学手続き代行、学校、委員会との交渉、就学ビザ取得のアドバイス、カストディアン(後見人)文書の作成、ホームステイなどの手配をご紹介しています。

担当するのは高校留学のサポートにおいて、25年以上実績のある熟練専門家。

9月からの高校入学に備えて、英語、数学、理科社会などの高校主要科目の学習、プレゼンテーションの方法などを学べるなど、入学に向けた準備コースも開催しています。

入学後も、手続きへの同行、学習相談、進路、相談、生活相談、そして、緊急時の連絡・対応などさせていただいているのでご安心ください。

日本人のグローバル人材に特化した会社、エンワールド・ジャパン株式会社の2020年の調査によると、英語上級レベルの60%が「年収1000万以上」と回答し、英語レベルが上がるほど、年収の高い割合が大きくなる相関関係が見られました。

つまり、上級レベルの英語を取得した高校留学生は、将来英語が使えることで職務の範囲が広がり、その結果として給与水準や年収アップにつながっていることが推察されます。

子どもの成長は待ったなしです。山と海に囲まれ、自然豊かで美しいバンクーバーでの留学にぜひチャレンジしてみてください！！お子様の年齢、性格、英語のレベル、ご要望に合わせて、ご提案させていただきます。

お問い合わせはこちらから。

Written by 矢寺愛（カナダ）