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海外移住を目指す女性に伝えたいお金の話。海外移住前に知っておきたい資金計画と管理術

2026年1月16日
世界ウーマン編集部

お金の問題は避けて通れない

「今年こそ海外移住を実現したい!」という方もいることでしょう。

海外移住は大きな夢であり、人生を変える決断です。だからこそ、現実的な課題として「お金」の問題と向き合うことはとても大切です。

移住に必要な資金をどのように準備し、どのように管理すれば良いのか、移住をスムーズに進めるために押さえておきたいポイントをお伝えします。

 

1. 移住資金の見積もりを明確にする

移住に必要な資金は、国や地域、移住の目的によって大きく異なります。以下のような項目について、事前に具体的な見積もりを立てることが重要です。

・渡航費:航空券、ビザ申請費用
・住居費:初期費用(デポジットや家具購入)、月々の家賃
・生活費:食費、交通費、通信費、保険料など
・予備費:緊急時に備えて、少なくとも3~6ヶ月分の生活費を確保

ただし、就労ビザがない場合や現地収入が未確定の場合、また医療費が高い国(アメリカ、スイスなど)では、6ヶ月から1年分の生活費を確保しておくことが推奨されるケースも多くあります。

定住先が決まるまでの短期滞在や物件探しの費用がかかる場合も多く、渡航前に短期滞在用の予算も考慮しておくと安心です。

移住先の物価をリサーチし、自分のライフスタイルに合わせて予算を組みましょう。

 

2. 安定した収入源を持つ

移住後の生活を安定させるためには、現地での収入源をどのように確保するかを事前に考えておくことが重要です。

・リモートワーク: 日本や第三国の企業と雇用契約または業務委託契約を結び、海外からリモートで働く。
・フリーランス:デジタルコンテンツ販売、オンライン講師、アフィリエイトなど、個人として複数の収益源を持つオンラインビジネス。
・現地採用の仕事:現地就労が可能なビザであれば、言語スキルやこれまでのキャリア、専門知識などを活かして現地企業で働く。

現地での雇用環境や労働ビザの要件を事前に調べ、早めに準備を進めることが重要です。

 

3.現地通貨や為替リスクを理解する

海外移住では現地通貨での支払いが主になりますが、資金源が日本円の場合、為替リスクを考慮する必要があります。

近年の急激な円安の影響により、想定していたよりも生活費が膨らみ、結果として予定より早く帰国を選択せざるを得なかったという事例も見受けられます。

対策としては、為替手数料の低い海外送金サービスを利用したり、現地での収入源を確保することでリスクを分散させましょう。

また、為替レートを追跡できるアプリや、複数通貨に対応したデビットカードを準備しておくと便利です。

 

4.資金の多様化で安定を図る

移住生活には予期せぬ出費がつきものです。資金を一箇所に集中させるのではなく、分散させてリスクを減らすことが大切です。

・日本の口座:日本でのクレジットカードや銀行口座を維持しておくことで、緊急時に対応可能。
・現地口座:現地での支払いをスムーズにするため、口座開設が必要な場合があります。
・オンラインウォレット: WiseやPayPalなどを活用すれば、国際送金や支払いが手軽に行えます。また、複数通貨を保有できるため、利率の高い通貨での貯蓄が可能。

こちらのリンクからWiseに登録すると、カード発行や一定額までの送金手数料が無料になる場合があります。(※キャンペーン内容は変更されることがあります)

 

5. 健康保険や年金の管理

日本から海外へ移住する際、海外転出届を提出すると、日本の健康保険(国民健康保険や会社の健康保険)は原則として脱退となります。

一方で、短期間の海外滞在や、住民票を日本に残したまま渡航する場合など、滞在形態によっては取り扱いが異なることもあります。

そのため、自身の滞在予定や居住形態に応じて、自治体や加入している保険組合へ事前に確認を行うことが大切です。

海外移住後は、海外旅行保険や長期滞在者向けの医療保険、あるいは移住先の公的または民間の医療保険への加入を検討する必要があります。

国や地域によって医療費は大きく異なり、想定以上の出費になるケースも少なくありません。補償内容を十分に確認した上で、安心できる備えをしておきましょう。

年金については、海外在住中でも国民年金に任意加入することが可能です。将来の受給資格や受給額を考慮し、自身のライフプランに合わせて継続するかどうかを検討すると良いでしょう。

 

6. 生活コストと資産形成の工夫

移住後の生活においても、日本での生活と同様に、日常の消費や節約、将来への投資をバランス良く行うことが大切です。

現地のスーパーや市場を利用した買い物、公共交通機関の活用などによって生活コストを抑えることができます。また、各種サービスやアプリを上手に使うことで、無理のない節約を続けやすくなります。

せっかくの海外体験ですから、旅行や外食、趣味など、お楽しみの時間を大事にすることも忘れないようにしましょう。

余剰資金がある場合は、株式投資や定期預金などを通じて資産形成を検討するのも一つの選択肢です。

海外では欧米を中心に、日本よりも投資が身近に行われています。アジアでも香港やシンガポールなど、多くの人が資産形成の手段として投資を活用しています。

 

7. コミュニティの活用でコスト削減

現地の日本人コミュニティや、エクスパット(外国人居住者)のネットワークに参加することで、移住生活に役立つ情報を得ることができます。

現地在住者のFacebookページや掲示板は多くの国で存在し、活用するととても便利です。

例えば、シェアハウスや中古品の売買、イベント情報など、慣れない現地での生活のヒントが見つかることも多くあります。

また、生活上の相談やトラブル対応、子育てや医療のサポートなど、思わぬ助けが得られることもあるかもしれません。

ただし、中には詐欺や悪質な情報もあるため、利用する際は情報の信頼性を必ず確認し、注意して活用しましょう。

 

8. 結婚・妊娠・出産のタイミング

女性にとって、結婚や妊娠、出産は人生の大きなライフイベントです。

特に子供を持つことで、これまでと同じ生活を続けることが難しくなる場合もあります。

日本にいても重要なテーマですが、制度や環境が大きく異なる海外生活では、より丁寧なマネープランが求められます。

自身の年齢や将来のライフステージを見据え、無理のない資金計画を立てておくことが大切です。

 

安心して新生活をスタートするために

海外移住を成功させるためには、十分な資金計画と経済的な柔軟性が必要です。

・安定した収入源を確保する
・コストを抑える
・リスクを分散する

という3つの柱を意識しながら行動することで、安心して新生活をスタートできます。

「準備8割、実行2割」という言葉があるように、事前の準備こそが快適な移住生活を可能にする鍵です。

海外移住は、経済的な自立と向き合う大きなチャンスでもあります。

夢を実現するためにも、お金の面での不安をしっかり取り除き、自信を持って新しい一歩を踏み出しましょう!

※制度や条件は国や個人の状況によって異なるため、最新情報は必ず公式情報を確認してください。

Written by 世界ウーマン編集部

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