常夏ハワイで過ごすクリスマスは今年で5回目。
いまだにクリスマスの飾り付けと突き抜ける青い空、ヤシの木の組み合わせに違和感を感じます。滅多にホームシックにはならない私ですが、この時期だけ少し寒さを懐かしく思います。
先日ハワイで開催されているドライブスルーイルミネーションを、私と同じようにハワイで暮らす日本人友達と連れ立って見に行きました。
今回のこのドライブスルーイルミネーションは#ShowAlohaChallengeという企画のもと、ワイキキに本社を置くファースト・ハワイアン・バンクが主体となり、11月27日から1月9日まで開催されています。
この企画では入場料などで集められたお金を使って、コロナの影響で生活に影響が出ているKUPUNA(ハワイ語でgrandparents)を支援しようという試みをしています。
ドライブスルーのイルミネーションを見るためには、時間枠が設けられたチケットを購入する必要がありました。混雑を緩和するためのようです。
イベントの少ないハワイでは様々なイベントで、島中の人が出てきているのではないかと思えるほどの混雑が発生する場合もあります。
チケットは車ごとでの支払いで1台50ドル。車内には5名以上が乗車する場合は、共に暮らす家族であることなどの制約が設けられていました。
ドライブスルーイルミネーションはアロハスタジウムの駐車場で開催されました。
私たちが行った日はとても混雑していて、チケットの時間通りに行ったのに入場するまでに1時間ほどかかりました。
車が通れるような道の両サイドに写真のようなイルミネーションが施されていたり、光のトンネルなどもありました。
車内では日本人友達が集まったので、これぞ日本のクリマスソングと思いつくものをそれぞれが選曲しながら一緒に聴きました。
恋人がサンタクロース(松任谷由実)、チキンライス(浜田雅功と槇原敬之名義で発売されたコラボレートシングル)、Everything(Misia)、クリスマスイブ(山下達郎)など。
おのおの曲にまつわる思い出話なんかを披露しながら、自分が育ってきた’文化’を共有できること、共感できる友人を側に持つことの幸せを感じました。
私にとって良い同郷の友人を持つことはとても大事なこと。
郷に行っては郷に従えという言葉もありますが、自分にとって程よい環境を作り上げながら海外生活を送れたらと思います。
Written by 研谷美月(アメリカ)