MENU

カナダのカーシェアリングは用途によって使い分け!”EVO”と”Modo”の比較

2021年9月3日
矢寺愛 (カナダ)

カーシェアリング推奨のカナダ

皆さんこんにちは。Living Like a Local のAiです。

私の毎日の生活の中で欠かせないものといえば、車!子どもの学校の送り迎え、スーパーへの買い出しなどで、毎日利用していました。

しかし実はつい先月、エンジントラブルが発生し、泣く泣く手放すことになったのです。

「これからどうやって生活したらいいんだろう…」と、人生初の車がない生活に途方に暮れていましたが、友人にカーシェアリングを勧められ、この機会に意を決して登録してみることにしました。

私が住むバンクーバーの都心部では、カーシェアリングの車が至るところで走っており、環境問題や限られた駐車場スペースなども考えて、カナダではカーシェアリングが推奨されています。

車体代は勿論のこと、保険代、ガソリン代、オイル交換などの維持費が含まれていることから、車にかかるコストを100%削減でき、また、街乗りの際の駐車場や車の故障トラブルの心配がなくなるという利点は非常に大きく、近年では車を手放し、カーシェアリングを利用をする人が増加していると言われています。

全くご縁がなかったカーシェアリングですが、この機会に登録してみることにしました。どんな事でも初めての経験ってワクワクするものです。

今回はバンクーバーで代表的な”EVO”と”Modo”、この2社のサービスについてご紹介したいと思います。

 

圧倒的台数を誇る「EVO」はアウトドアに最適!?

カーシェアリングの大まかな種類は2つに分けられ、乗り捨て可能なタイプと、借りた場所に返却が必要なタイプがあります。

料金やサービス内容は各会社によって異なるので、各々の用途に合わせ使い分けると、より便利にお得に使うことができます。

初めて登録した会社は「EVO」。バンクーバーのホームエリア内であれば、乗り捨て可能なタイプです。こちらは入会金$35、年会費$2のみ。

30分前からの予約が可能で、1分($0.41/m)あたりの計算で加算されていきます。37分以上利用した場合は、自動的に一時間単位($14.99/h)、6時間以上利用した場合は、自動的に一日単位($89.99)となります。

こちらの会社の魅力は、全車5人乗りのトヨタ・プリウスで、自転車、スキー/スノーボード搭載用にラックが付いています。

アウトドア好きのカナディアンは自家用車にもラックを付けていることが多く、車がなくても走行距離無制限のEVOを借りれば、山でマウンテンバイクを楽しんだり、スキーやスノーボードなどの遠出も可能です。

EVOは片道方式のため、車の返却はバンクーバーのホームエリアに戻せば問題ありません。

返却時にガソリンを満タンにしておく必要はありませんが、遠出した場合に給油する際、自己負担し、レシートの写真をメールで送り、返金手続きをします。

他社は車内にクレジットカードが置いてあり、自由に給油ができるのですが、EVOの場合、ガソリン代の請求が一手間かかってしまって面倒なのが難点です。

次のページ近場のお買い物に便利!様々な車種に乗れる「Modo」

1 2

この投稿をシェアする

イベント・セミナー一覧へ
コラム一覧へ
インタビュー一覧へ
ブックレビュー一覧へ
セカウマTV一覧へ
無料登録へ