
女性起業家 Bruna Munikと
Olá! ブラジル・サンパウロ州在住のHIROMIです。2023年も世界ウーマンのブラジルコラムをどうぞ宜しくお願いいたします!
さて、ブラジルではオーナーが自ら広告塔となり、ソーシャルメディアに販売する洋服や美容品などを投稿しているのをよく見かけます。
初めて見た時は、「モデルではない彼女たちはどのような考えで投稿しているのだろう」と興味を持ち、フォローをして見ているうちにいつの間にか虜になっていました。
そのうちパンデミックがはじまり、数々のお店が廃業していく中、SNS投稿をし続け、お店をもう一軒オープンしたブラジル人女性が1人います。
彼女の名前はBruna Munik ブルーナ・ムニッキ。私と彼女との出会いは約6年前。気さくで明るく、話をしていて太陽のような人だなというのが第一印象でした。
当時はすでに起業していたブルーナだったけど、どこか垢抜けない印象もありました。しかし、この数年でどんどん綺麗になっていくブルーナが気になり、今回彼女のことを書かせてもらうことに。
現在38歳で、3 歳と0歳の二児の母であり、彼女の名前を冠したブランド「Bruna Munik(通称BM)」のCEOであるブルーナは、13歳の時にサンパウロ市のショッピングモールの衣料品店で販売員として働き始めました。
そこで約4年間過ごし、自分で何かを得る必要があると感じたと言います。
「最初は3年間、衣料品の転売(大手問屋から仕入れて転売)をしていたけれど、市場を勉強するうちに自分のビジネスを拡大する必要性を感じ、実際に動き出したの。自分のブランドを持つというのが最初の計画で小さな会社だったけど、夢は大きく持っていたわ」
ブラジルでは家庭の事情などで働きながら夜間校へ行く人も多く、そこからステップアップをしていく人も多いのです。13歳から働いていたブルーナ。私が13歳の時は、青森でのほほんと中学生生活を送っていました。

Bruna Munik 「BM」1号店とスタッフ達
ブルーナは当時、大きなインフルエンサーマーケティングに投資するお金がなかったので、彼女自身が自分のブランドのモデルとインフルエンサーとなるために投稿を始めました。
「それは非常にうまくいきました! 聴衆との同一性がすぐに分かった。そして毎日、その日のルックス、新しいニュース、私のライフスタイルを見せ、フォロワーと顧客を増やしていったの」
そして、ブルーナはビジネスがもっと売れるように、美容クリニック、靴・アクセサリー店、サービス業者や製品の広告など、他のブランドやセグメントに投稿し、コンテンツを作成し始めました。
「私たちは独自のブランドであり、私たちのDNA はしっかりと根付いています。BMはパワフルでエレガント、凛々しく豊かな心を持つ女性のためのものであり、ブラジル全土で私たちの作品を紹介するのに役立ちました。現在では国のいくつかの州にクライアントがいます」
ブルーナの投稿を見ていた私は、ええっ!そんな事も投稿しちゃうの?!とプライベート丸出しの投稿もあり、はじめは驚いたものです。それも彼女にとっては戦略のひとつだったのですね。
「ソーシャルネットワークでビジネスをしていて、全世界で10億人以上のアクティブユーザーを抱えるInstagramに、うまく位置付けられない人には多くの理由があると思います。
Facebookから始めて、Instagramに移行し、辛辣なレベルのコメントも表示されましたが、これも極端な露出が原因だとわかっています。しかし、私はそれを仕事の一部として見ています。
結局のところ、すべての人や多くの見物人を喜ばせることはできませんが、それは全てソーシャルメディアゲームの一部だと思っています」
嫌われる勇気を持つブルーナ。今の時代に必要なメンタルをしっかり持っていますね。

昨年12月に産まれたピエトラちゃんと幸せな家族写真
毎日忙しく動いているブルーナに、息抜きの仕方を聞いてみました。
「起業家、母親、妻、インフルエンサーのタイトなルーチンで、仕事や責任で頭がいっぱいになったと感じる時は、いつでも立ち止まって、自分の体の声に耳を傾けるようにしてます。
心を休ませるために、夫と2人きりで、または家族、1人で旅行をしたりします」
そういえば、息子君を家族に預けて、夫婦2人きりで旅行をしていたのをSNSで見たことがあります。忙しい中でプライベートも充実させているブルーナ。
彼女が特別というわけではなく、ブラジル人はパートナーとの時間を大切にする気持ちがあるため、子供を預けてデートをしたりと、いつまでもラブラブなカップルも多くいるのです。

洋服店経営だけではなく、縫製工場も運営していて、デザインもブルーナ本人がしています。
デザイナーでもあるブルーナは、「2023年のBMコレクションはアースカラー。グリッター、シアー、カラーセットアップ、レザー素材を用意しています。どれも女性らしさを失わないデザインを考えています。
2023年のトレンドカラーは、深紅色の「ビバ・マゼンタ(Viva Magenta)。
BMが今シーズンにもたらす素晴らしいコレクションに注目してください!」と今期のファッションと意気込みについて語ってくれました。
ビバ・マゼンタは『勇敢で、恐れを知らない躍動的な色。オプティズムと喜びを刺激する色』とファッション業界では言われています。
起業家、妻、母、インフルエンサーとして多方面に影響を与える存在であり、開拓を広げていくその様はまさにマゼンダカラーそのもの。
ブルーナのブランド「BM」と、ブルーナ自身の今後の活動・活躍を楽しみにしています!
最後となりますが、コラムを執筆するためにお話を聞いた時、ブルーナは出産直前・直後でした。それでも積極的に応えてくれた友人ブルーナ・ムニッキに心から感謝します。
Bruna MunikのInstagramはこちらから見られます。ファッションページはこちらから。
ブラジルのファッションチェック、是非してみてくださいね!今回も最後まで読んでくれてMuito Obrigada!!
Written by HIROMI(ブラジル)