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日本とかなり異なるブラジルの出産事情?!ブラジル流マタニティライフ

2021年7月26日
ひろみ (ブラジル)

ブラジルの妊婦さんはおしゃれ?!

Olá! ブラジル在住のHIROMIです。私は一児の母です。ブラジルで出産しました。

妊娠期間中、日本や他の国で出産をした友人達からマタニティライフの話を聞くと、「ブラジルとは違うなぁ」と思う事が沢山ありました。

今回は、私自身が体験したブラジルでのマタニティライフについて書かせていただきます。

ブラジルという国は国土が日本よりも22.5倍あり、地域や家庭の事情など様々ですから、これが普通と言われるものがなく、これまでにブラジルで出産した方達の体験談を聞くと、自分の経験とは異なることが色々とありました。

ですから、私の話もそれを前提に「そういう場合もあるんだ」と心に置いて読んでいただきたいです。

先ず、妊婦さんの服装についてですが、ブラジルでは腹帯を使用する習慣がありません。これは胎児を圧迫するように感じるという理由からです。

そうすると体に負担がかからないようにゆったりとしたドレスや服を着るかと言うと、ブラジルでは妊婦さんもボディラインが分かるピッタリとフィットした服を着ている人もいます。もちろん、ゆったりとした服を好む方もいます。

また、ビーチに行けばブラジリアンビキニ姿で日光浴をしながらリラックスしている妊婦さんが沢山いるのです。

妊娠中でも自分の好きな服を着てオシャレを楽しむブラジルの女性たちを見た私は、ブラジル流に妊娠前と変わらず好きな服を着て過ごしました。

おかげで体型にもオシャレにも常に気を遣いながら、体重管理ができたマタニティライフになったと思います。

 

ブラジル流のベビーシャワー

撮影:Anaira Pereira

ブラジルでは、ビーチや公園で撮るマタニティフォトも人気があります。沢山の妊婦さんが撮りに来ています。私も撮ってもらいました。

妊婦さんのお腹が目立つようになる妊娠30週以降に行われることが多い、夫婦が初めての赤ちゃんを迎える前に友人、家族親族に祝ってもらう、「Chá de bebê(シャー・デ・べべー)」という伝統行事があります。

Cháはお茶、Bebêは赤ちゃんという意味で、英語では「ベビーシャワー(baby shower)」と呼ばれます。

二人目以降は「Chá de fralda(シャー・デ・フラウダ)」と呼び、お祝いをしてもらいます。Cháの後に赤ちゃんの名前を付ける場合も。例)Chá da Hiromi(シャー・ダ・ヒロミ)

プレゼントはおむつが一般的ですが、衣類やおもちゃなどのベビー用品など生まれてくる子供が使いそうなものならなんでも構いません。何を持っていけば良いか迷わないよう、主催である妊婦さんが指定する場合もあります。

シャー・デ・ベベーはもともと女性のみが参加できるイベントでしたが、近年は男性も参加しています。そこで軽食をいただいたりゲームをしたりします。

私がシャー・デ・べべーを行った時は、お腹の周りのサイズを当てるゲームをしました。他には妊婦さんのお腹にペイントをしたり、いただいたプレゼントの中身を当てるゲームもあります。

お祝いの規模は少人数で落ち着いてお話をする場合と盛大に行う場合と様々です。主催者は妊婦さん本人の場合もあれば、パートナーやご家族が担当するケースもあります。

会場の手配、飾り付け、飲食の準備は自分たちで行う場合もあれば、業者に任せる場合もあるので、妊婦さんの体に負担が掛からない程度にパーティーを行い、出産前の楽しいひとときを過ごしたいですね。

生まれてくる赤ちゃんは女の子だったので飾りつけは可愛らしくしました

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