
こんにちは。海外転職キャリアコーチ@南カリフォルニアのブレナー真由美です。さて、今回は海外転職活動を開始する前に大切な「自分の市場価値を知る」ことについて共有したいと思います。
海外転職活動を始める前に最も重要なのは、自分の市場価値を正しく理解することです。
自分のスキルや経験が、海外の企業や市場でどのように評価されるのかを知ることで、適切なキャリア戦略を立てることができます。
転職活動において、これまでご自身の市場価値を確認したことはありますか?
人材エージェントが市場価値を判断する簡単なテスト形式のツールを用意している場合もありますし、リクルーターと話すことで市場価値を知ることもできます。
転職を考えていなくても、2〜3年に一度はリクルーターと話すことがとても大切です。
海外、特に欧米圏では、リクルーターと密に連絡を取り合っている人が多く、リクルーターも積極的にお茶でも飲みながら人材へアプローチをするケースが多く見られます。

日本国内で自身の市場価値をある程度理解していても、海外転職となると事情は異なります。
あなたが海外転職を考えた時、実務経験・語学力・学歴や資格など、転職を希望する国の市場を知らないために、何社応募してもまったく返事がないというケースは少なくありません。
その大きな理由は、転職を希望する国の市場を調べずに、自分の気持ちだけで転職活動をしていることにあります。
まずは、転職したい国の市場を知ることが大切です。
すでに市場が自分に合っていると思う方は、さらにその国での自身の価値を高める方法を模索し、採用担当者が「この人を採用したい」と思うような人材として積極的に転職活動を進めていきましょう。

海外転職を成功させるためには、以下の3つの理由から市場価値を理解しておくことが重要です。
自分のスキルがどの国や都市で最も評価されるのかを知ることで、転職活動の方向性を明確にできます。
すでに転職を希望する国が定まっている場合には、その国で自分のスキルや経験が通用するのかをリサーチしましょう。
通用する場合にはその国で転職活動を開始し、難しい場合には他の国の選択肢も考えることが大切です。
市場価値を理解していれば、給与や待遇の交渉を有利に進めることができます。
「就労ビザがない状況で、自分の条件希望を伝えても良いのか?」と聞かれることがありますが、ビザを取ってでも採用したいと思われる人材であれば、条件交渉はもちろん可能です。
ただし、日本の現職の条件をベースに話をすると、事情が異なる場合があります。その国の給与相場が日本と変わらないのか、異なるのかを理解しておくことが大切です。
まずは、転職を希望する国で自分と同様の実務経験、学歴、資格を持つ人材がどの程度の待遇を受けているのかを確認し、市場相場を把握した上で交渉を行いましょう。
給与相場を調べるには、人材エージェントのホームページにある求人情報を参照したり、LinkedInでリサーチしたりするのが有効です。
現時点での自分の価値を把握することで、将来的にどのスキルを伸ばすべきかが明確になります。
もし現在のスキルで転職が難しい場合には、実務経験年数を積む、語学力を高める、IELTSなどのスコアを上げる、資格を取得する、大学院に進学するなどの選択肢があります。
目指す国に合わせた準備をしていきましょう。

私の長期コーチングでは、このスキルの棚卸しをワークを使って進めていきます。
海外での市場価値を正しく評価するために、自分のスキルや経験を以下のステップで整理しましょう。具体的な業務で使用する技術的スキルや専門知識をリストアップします。たとえば以下のような項目です。
・業界特有の知識(会計、マーケティング、エンジニアリング、法律など)
・使用可能なツール・ソフトウェア(Excel、Python、SAP、Adobe Creative Suite など)
・語学力(TOEIC、IELTS、ビジネス英語スキル)
・リーダーシップ(チームマネジメント、プロジェクト管理)
・問題解決力(課題の発見、解決策の提案)
・異文化対応力(異なる価値観を持つ人々と協働できる能力)
・売上向上(「前年比20%の売上増加を達成」)
・コスト削減(「新プロセス導入で年間500万円のコスト削減」)
・プロジェクト成功実績(「グローバルプロジェクトをリードし、〇〇の成功を収める」)
過去の職務経験を振り返り、成果をできる限り数値で表しましょう。ここでは、個人の実績だけでなく、チームとしての実績も示すことで、協調性をアピールできます。

日本国内で評価されるスキルでも、海外では必ずしも同様に評価されるとは限りません。グローバル市場で求められるポイントを理解することが大切です。
海外では「ゼネラリスト」より「スペシャリスト」が高く評価される傾向があります。自分の専門分野を深く掘り下げ、その分野での実績を明確に伝えましょう。
単に英語を話せるだけでなく、ビジネスの場面で論理的に意見を述べたり交渉したりできるスキルが求められます。TOEICやIELTSのスコアだけでなく、実践的なコミュニケーション能力を高める努力が必要です。
異なる価値観や働き方に柔軟に対応する能力も重要です。特にチームワークを重視する企業では、文化の違いを理解しながら協力できる人材が歓迎されます。

前述の通り、自分の市場価値を確認するために以下のアクションを実践してみましょう。
LinkedInやIndeedなどの海外求人サイトを活用し、自分の職種やスキルがどの程度の給与で募集されているのかを調べましょう。
業界のカンファレンスやオンラインコミュニティ、LinkedInでの交流を通じて、実際に海外で働いている人や同じ分野で活躍している人とつながりましょう。
彼らのキャリアパスやスキル、現在のポジションなどを知ることで、自分との違いや強み・弱みを客観的に把握できます。
海外では、リクルーターと定期的に話をするのが一般的です。
彼らは市場の最新情報に精通しており、あなたのスキルがどの程度通用するか、どのようなポジションがあるかなど、リアルな視点を提供してくれます。
2〜3年に一度は、自分の市場価値を確認する機会としてリクルーターと話すことをおすすめします。
自分の市場価値を知ることは、海外転職を成功させるための第一歩です。
しかし、それだけではなく、自分の価値を高め続けることも大切です。
市場価値は常に変化します。現在の自分の強みや課題を把握した上で、必要なスキルを磨き、情報を集め、行動を起こしていきましょう。
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Written by ブレナー真由美(アメリカ)