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日本ってどういう国?夏休みは日本に1ヶ月半プチ移住!海外在住者が感じる日本

2024年8月3日
宮下なみ子 (ジョージア)

ヨーロッパ上に日本を重ねてみると…日本って大きい!(地図:MINIMAL MAP)

ジョージアからアジアへ、私たちの夏は大移動で始まる。

私たちが普段住んでいるジョージアの学校の夏休みは、6月中旬から3ヶ月間。この長すぎる夏休みは、去年と同じく日本に一時帰国&フィリピン留学へ!

今年は先に日本、次にフィリピン滞在という順番にしました。去年のフィリピン滞在の様子はこちらからご覧ください。

今回は久々に日本で1ヶ月半ほど生活をして、改めて私が感じた「日本ってどういう国なのか?」について書きたいと思います。

一言で「日本」と言っても、日本はとっても広い国。同じ縮尺でヨーロッパの地図と並べてみると一目瞭然です。これだけ南北に長いと気候も違ってきます。

まずは私たちが滞在した地域からですが、色々と調べた結果、高知県を選んで3週間滞在しました。

その後、神戸に2〜3週間滞在し、高知と神戸、それぞれの地で小学校に体験入学させていただきました。受け入れてくださった学校に心から感謝!

神戸は私の生まれ故郷で実家がありますが、高知は友人や親戚がいるわけではありません。「縁もゆかりもない日本の地方に滞在したい」という思いから探した結果、高知県のとある町に白羽の矢が立ちました。

神戸は人口100万人の市に対し、その町は人口わずか1万人!「地方は不便だよ、人間関係が大変だよ」という出所不明のウワサは本当なのでしょうか?

 

実際のところどうなのかこの身で体験!

日本文化ってすばらしい!独特の雰囲気が残っている場所

まず結論から言うと、高知は本当に良かったです!「もっと早く、この町に出会いたかった!」と心から思います。もちろん、万人にとって最高という訳ではありません。あくまで「私たちにとって」とても良い場所でした。

ジョージア移住前に娘たちが日本で通っていた学校も、私の卒業校も、1クラス35〜40人、1学年5〜6クラス、全校生徒1000人超のマンモス校でした。

関西の「子育てしたい街ランキング」では上位常連エリアなので、習い事や塾はとても充実しています。しかし、それ故に、「ちゃんとやらなくちゃ」という圧力を強く感じてしまい、私にはとてもストレスフルでした。

一方、今回滞在した地方の学校は、全校生徒50人と少し。1学年6〜9人くらいで、担任の先生に加えて補助の先生もおられるので、めちゃくちゃ手厚い!

先生一人あたりの負担が明らかに少なく、先生たちの表情も明るく、のびのびと子供たちと接しておられました。

子供たちが充実した学校生活を送るためにも、先生たちが幸せであることはとても大切です。

学習塾などに通って受験をさせたい親にとって、このような地域は向いていないと思いますが、「子供をのびのび育てたい」「都会のストレスから解放されたい」「海外移住の練習として環境の変化や“地方の不便さ”に慣れておきたい」という方には地方移住は良い選択だと思いました。

 

地方は本当に不便?そもそも「不便」って悪いこと?

ゴミ一つなく、粒子がとても細かい美しい砂浜。過疎化が進んでいるので誰もいません

地元の方に「ここは不便でしょう?」とよく言われましたが、不便さはまったく感じませんでした。ジョージア生活という名の修行の成果かもしれません(笑)。

レンタカーを利用して「車があった」というのも不便を感じない一因でした。確かに、地方暮らしに車は必須です。渋滞がないどころか、なんなら信号も極端に少ないので、わずか10分、20分で驚くほど遠くに行けます。

それに日本は物流網が非常に安定しているので、ネット通販で注文すればほとんどの物が翌日に手に入ります。

断水もなけりゃ停電もない。ネットも安定して繋がる。一体どこが不便なのでしょう?そもそも、不便って悪いことなのでしょうか?

「駅から徒歩5分!」というフレーズは良い意味で使われがちです。どこかに電車通勤する必要がある人や、その人たち向けに商売をしている飲食店などにとって駅近は魅力的なフレーズなのでしょう。

しかし、通勤やリアル集客から解放されれば、それらはまったく魅力的ではありません。

一部の限られた人に対する価値観やキャッチコピーに煽られて、自分の選択肢・視野を狭めてしまうのはとても不自由なことです。

あなたは本当に駅近物件に住む必要がありますか?あなた自身の価値観で選んでいますか?

私の場合、近所にお店がたくさんがあると散財してしまうので、ない方が助かります。それよりも、そこにしかない自然・食・文化の方が重要です。

高知での生活は、山・海両方の幸が食べられて、さらに土佐の地酒を堪能する至福の日々でした!

 

久々に日本で生活してみて、日本はどういう国だったか?

無粋な商業的看板は一切ない、美しさが残された地域。

改めて日本は、「協調性、調和を重んじる国」だと感じました。「価値観の主軸が自分にない」とも言えます。

そして、「自分の意見を言えない人が多い」です。この人はAが好き、あの人はBが好き、私はCが好き。それは相手を否定することでも、悪いことでもありません。

次に感じたのは「安い!!」です。悲しいですが、日本は安い国になりました。

特に100均のクオリティは、そこまでやらなくてもと思うレベルです。反面、野菜と果物は高いので、健康的に暮らすには大変。

さらに、「異常な気候」。特に東京の暑さは蒸し暑さと照り返しが厳しく、本当に酷かったです。

今、フィリピンでこのコラムを書いていますが、フィリピンの方がずっと快適。扇風機だけで過ごせています。

夏休みを日本で過ごすよりも、南国で過ごすことを心からオススメします。現地校留学なら安価で本当の海外生活を子供達と経験できます。

年の半分以上は日本の地方でのびのび過ごし、暑さが過酷な7月8月はフィリピンで英語留学。この組み合わせが最強ではないかと改めて感じました。

最後に宣伝になりますが、フィリピン留学を自力で手配をするのは大変です。なので、私たちは去年に引き続きサポートをしています。

来年も開催予定なので、気になる方はインスタグラムをチェック!現地の様子をストーリーズで配信しています。

今年のフィリピン滞在&留学の様子はまた後日コラムでご紹介します。それではまた、次回をお楽しみに!

Written by 宮下なみ子(ジョージア)

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