崩れたレンガ、古い家。瓦礫の美学。この風景の中で暮らしているのが未だに不思議
გამარჯობა!!(ガマルジョバ!)こんにちは、ナミです。どうして日本って生きづらく感じてしまうんでしょう?
「いやいや、日本最高だよ!」という方には申し訳ないのですが、私は日本のことをとても息苦しい国だと感じていて、日本を離れ遠くジョージアという国で娘たちと暮らしています。
日本の生きづらさ・息苦しさの理由としては、少子化が、景気が、とか、ありますけども、一番の理由ってコレなんじゃないでしょうか。
ズバリ『確実性を求めすぎ』。
行動を起こす前から「これは●●か?」「あれは■■になるのか?」と確認しすぎてチャンスを逃したり、確実性を求めるあまり未来の可能性を縮めています。もっと適当でも良いんじゃないでしょうか?
そして相手に確実性を求めるもんだから、自分自身も確実性が高い状態を維持しないといけない。当然、その品質を維持するのはとても疲れます。
それがジャパンクオリティとも言えるのですが、全員が全員それを求め、それを維持する社会というのは疲弊します。
その点ジョージアは確実じゃないことだらけ。ジョージアに限らず海外は全部そうなのかもしれません。
海外生活では、「分からない・確実じゃない」のが普通なので、希望が叶った時の達成感たるや!郵便物を無事に受け取れただけでとても幸福感に包まれます。
市場の八百屋さんを営んでる姉妹。ハグとキスが日常のあいさつ
では、どうしたら生きづらくなく、幸せを感じて生きることができるのでしょうか?
『幸せがずっと続く人の特徴』という話を以前聞いたことがあります。一瞬感じる幸せではなく、『ずっと続く』というのが肝です。
そういう人には、次の4つの気持ちのバランスが取れているのが特徴だそうです。
①やってみよう
②ありがとう
③なんとかなる
④ありのままに
この4つのバランスが幸福感の土台だそうで…、なるほど納得です。確かにどれかひとつでも欠けた状態で幸せになるのは難しいです。
①「やってみよう」がない=全部できることだけ、確実にできることだけだと、成長や挑戦がなくて人生が乾きます。主体性がないのも辛いですね。
②「ありがとう」がない=幸せとは一番遠い状態です。感謝の気持ちがない人のところにだれも感謝は向けません。孤立するのは時間の問題でしょう。
③「なんとかなる」がない=楽観的な要素もないと追い込まれてしまいます。かといって「なんとかなる」という気持ちだけで動いていると、ただの無謀な人です。
④「ありのままに」がない=自分らしさがないと、築いたものが自分に馴染むことはありません。
自分らしさ、自分軸の価値基準がなく「この人みたいになりたい」と他人の真似ばかりしていても、サイズの合わない靴で歩いているようなもの。
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