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わたしがアフリカで今の仕事に決めるまで

2021年10月26日
竹田あすか (ルワンダ)

ルワンダに住むようになったきっかけ

アフリカのルワンダからこんにちは!今回は私がどうやってこの国で仕事をしているか、そしてこの道でやっていこうと決めるまでのお話をします。

様々な生き方、働き方がある中で、「こんな考え方、働き方があるんだな」とみなさんが一歩踏み出すきっかけになったら嬉しいです。

私は現在アフリカ布のハギレをアクセサリーにしたり、ルワンダで採れる蜜蝋(ハチの巣から取れるロウ)を使って、繰り返し使えるエコラップなどを販売したりしています。詳しくはこちら

今はコロナ禍でお休み中ですが、ひと部屋だけの宿もやっています。

私と夫は、もともと青年海外協力隊として二年間アフリカでボランティアをしていました。私はモザンビークという国、夫はここルワンダに派遣。夫は活動する中で、ここで起業をしようという思いを固めました。

当時はまだ結婚はしていなかったのですが、「もしこの人と結婚するとなったら私もルワンダに移住するのかな」という覚悟はありました。

なのでそれほど抵抗はなかったのですが、海外で、そしてアフリカで一からやるというからには、私もただついて行くわけにはいかない、何かしら仕事を見つけなければ」という思いで移住をしました。

 

最初の迷い今後の長い人生をかけて考える

アフリカ布のハギレで作ったアクセサリーは地球環境に優しい

協力隊以前には10年以上ホテル業界で働いていたこともあり、ルワンダでもどこかのホテルで働けたらなんて思っていました。

しかしそれを考えた時、全くワクワクしなかったのです。その未来は私が求めているものではありませんでした。

幸い、夫の仕事はルワンダ移住直後からうまくまわり始め、夫も好きなことに挑戦してみたらいいと言ってくれました。だったら私はどんな状態ならハッピーでいられるのか、自分はどういう人生を求めているのか、考えてみました。

まずは昔からの夢だった、「自分の宿を持つ」こと。宿といっても、我が家の余っている一室を宿にするというなんとも小さな一歩ですが、「いつかもっと大きな宿をやる時の良い経験にはなるはず」と思い、始めてみました。

そしてもう一つ、「世界のどこにいてもできる仕事をしたい」という思いがありました。

そこで思い立ったのがハンドメイドです。これまでモノづくりをやってみたいなんて思ったことは一度もありませんでしたが、ハンドメイドなら一人でも、どこにいってもできるのではないかと。

そう考えたら作ってみたいものが色々出てきました。いくつかアイディアがあった中で、アクセサリー作りは私に合っていたのか、楽しく作ることができました。

この先どんな仕事をしたいか迷った時は、未来の自分がどんな状態でありたいかを考えると、ふとやりたいことが舞い降りてくるかもしれません。

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