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ベルギー在住キャリアウーマンとこんまり流お片付けレッスン、ビフォーアフター

2021年11月17日
ホーゲデウア容子 (ベルギー)

ネットフリックスでもおなじみのこんまりの全出し

素敵なキャリアウーマンと楽しい片付け

朝から夕方6時ぐらいまで仕事で、帰ってくるともうヘトヘト。片付けする気力がないのが、キャリアウーマンのよくある状況ではないだろうか。

今回は、クラシック音楽のエデュケーター、音楽イベントコーディネーター、バイオリン教師でもある、キャリアウーマンのお友達から依頼を受け、お片付けレッスンをしたのでその様子をご紹介したい。(本人の承諾を得ています)

夏に引っ越したばかりの彼女だが、引っ越しの箱から物を出すのが精一杯で、アパートメントを片付けるまでの余裕がないとのこと。

洋服は特に大好きで、あまり着ないが仕事に必要なコンサート用の服なども混在していて、すでに判断不可能な状況。

仕事を一緒にさせていただいたことがあり、とてもオーガナイズ上手なのは知っている。片付けが嫌いなわけでもないが、とにかく時間がない。

思い切って、私のレッスンで一気に終わらせたいということで、日曜日に5時間レッスンの依頼をいただいた。

まずは、ネットフリックスでもおなじみのこんまりの全出しから。本人が自分の洋服の量に圧倒されるところからレッスンは始まった!

 

今、自分にとって必要なのか、今、大好きなのか?

里親探しまで預かっている猫も一緒にお片付けに参加

みんなここで怯むのだが、ここで怯んではいけない。物は、無限ではなく、有限の世界。

必ず終わるので、根気よく、一つ一つ見ていく作業に入る。これが面倒なようだが、ものを大切にする癖がつき始める大切なプロセスだ。

こんまりメソッドでは有名な言葉、「ときめきますか?」が登場するところである。この”ときめき”の言葉は、今風に聞こえるかもしれないが、実は源氏物語にも出てくる古い言葉で、「時めく」と書く。

なので、「今、大好きなのか」どうかだ。「大好きだった」も、「好きになるかもしれない」も含まれていない。

「この服は、今、自分にとって必要なのか、今、大好きなのか?」を問うのみである。

一つ一つ触ってみて、残すか手放すかを吟味し、小物系も大事に厳選。場所を作って、残すもの、手放すものを分けていく。

収納は見た目の美しさと、毎日使うので、自分の毎日の動きに合わせて場所を決めておく。収納の大きさ、スタイルは千差万別なので、ここは臨機応変に。

 

大切なのは、一目瞭然になること

ときめく服だけになったクローゼットに大満足

ときめくものが厳選された後は、見やすいように収納していく。

重たいマテリアル・色のものは左に、そこからどんどん軽く、明るくなっていくイメージで。

Tシャツ、スカーフ、セーターなど、マテリアル・色別にグラデーションを付けていく感じに並べていく。収納の引き出しが多かったり、少なかったり、収納の状況で変えていく。

大切なのは、一目瞭然になること。ここで見えない服が存在してしまうと、無駄な買い物が増えたり、探す時間がかかったりで、必要のないストレスが発生するので気をつけたい。

気がかりだった洋服が一段落して、お抹茶の一服で今日のレッスン終了。次は、本類、書類のお片付けのお約束をして無事爽やかに終了。

片付けを終えると、余力が出る、好きなものがはっきりして、自分の中の芸術が出てくる。素敵なキャリアウーマンがストレス軽減で、更なる活躍が約束されています。

皆さんもお片付けを実践してみて、余力を感じてみてくださいね。

今月11月21日(日)日本時間 21:00〜22:30に、 『迷いがなくなる!ご縁が舞い込む!開運こんまりメソッド片付け講座』を開催します。片付けと運の不思議な繋がりもしっかりお話ししますので、是非ふるってご参加ください。

Written by ホーゲデウア容子(ベルギー)

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