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世界を変えた?!意外と知らないオーストラリアの発明品

2025年12月10日
野林薫 (オーストラリア)

日常の安全を支えてくれるあの技術も

私たちの日常の中で当たり前のように存在している「安全」や「便利」。

その中のいくつかは、実はオーストラリア発の技術に支えられていることをご存知ですか?

今回はその中でも、特に「世界を変えた」オーストラリアの4つの発明をピックアップして紹介します。

「え?これもオーストラリアの発明なの?」と驚いてしまうかもしれませんよ。

 

1.ブラックボックス(フライトレコーダー)

航空機事故の原因究明には欠かせない「ブラックボックス」。

その原型を発明したのは、メルボルン大学の研究者、David Warren氏です。

自身の家族が航空機事故で亡くなった経験をきっかけに、「操縦室の声や機器のデータが残っていれば、同じ事故が防げる」と考え、録音装置の開発に着手しました。

彼の発明はその後国際基準となり、現在では世界中の航空機に搭載されています。

私たちの空の安全は、オーストラリア人の情熱と失われた命から学ぶ姿勢によって生まれたんですね。

 

2.Google Maps(地図検索システム)

今や生活必需品といえる、Google Maps。

この基盤を作ったのは、シドニーのスタートアップ企業「Where 2 Technologies」です。

この企業が開発した、滑らかにスクロールできる地図システムがGoogleの目にとまり、2004年に買収され、現在のGoogle Mapsの土台になりました。

旅行の計画やカフェ探し、道に迷った時のナビなど、世界中の人々の生活を支えているあのアプリも、オーストラリアが生みの親だと知っている人は少ないかもしれませんね。

 

3.埋め込み型心臓ペースメーカー

1958年、メルボルンの医師、Mark Lidwill博士と技術者たちが、世界初の「体内埋め込み型」のペースメーカーを開発しました。

それまで外付けで不安定だった装置を体内に埋め込み、継続的に心拍をコントロールできるようにしたことで、心臓疾患の治療は飛躍的に前進しました。

この技術のおかげで多くの命が救われただけでなく、現在の高度な医療機器開発にも繋がっています。

 

4.航空機の緊急脱出スライド(すべり台)

飛行機に必ず装備されている非常口の緊急脱出スライドも、実はオーストラリアの発明です。

1950年代、カンタス航空の技術者、Jack Grant氏が開発した、非常時に数秒で膨らむ仕組みは画期的で、安全性も飛躍的に向上しました。

現在のスライドは救命ボートとしても使えるように設計されており、世界の航空安全を大きく進化させた技術として評価されています。

飛行機に乗る際はぜひ、「オーストラリアのスピリット」が守ってくれていると感じてくださいね。

いかがでしたか?当たり前のように使われているものや、私たちの安全や健康を守ってくれているものが、オーストラリアの発明だったなんて少し驚きですよね。

これであなたのオーストラリアのイメージが少し変わったかもしれません。

Written by 野林薫(オーストラリア)

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