
レース編みで有名な街「レフカラ」ヨーロッパの美しい街40選にも入っているとか。
こんにちは。ドイツ在住のTowamiです。今年の4月、失効間近の有給休暇を消化するため、半ば強引に2週間の休みを取り、家族でキプロスを訪れました。今回で、私にとって80カ国目の訪問です。
実は当初、まだ訪れたことのない国の中からコスタリカやカザフスタン、ラオスなどを検討していました。
でも、2歳の息子を連れての旅は、長距離移動やベビーカーの使えない環境がネック。
しかも夫のパスポートが失効寸前と判明し、EU圏外に出る選択肢も消えてしまいました。
そんな中、夫が提案してきたのがキプロス。私はどんな国なのか全く知りませんでしたが、ビーチリゾートで有名とのこと。
正直、「ただのビーチリゾート」はあまり得意ではなく、ビーチやプールサイドでぼーっと過ごすのは2日で飽きてしまうタイプです。
私にとって旅の醍醐味は、「街歩き」や「発見」のある日々。けれど今回は、「行ったことがない場所だし、息子や夫が楽しめるなら」と思い、チャレンジしてみました。
結果は、想像以上にかけがえのない時間となりました。
朝から晩まで息子と水遊びをして笑い合い、特に普段は仕事で平日ほとんど息子と過ごせない私にとって、本当に尊い時間でした。

海沿いのホテルで美しい夕焼けと。
とはいえ最初の数日は、どこまでも美しい海が広がる一方で、「歩いていてワクワクするような街」が見つからず、少し物足りなさを感じていました。
特に2日目の朝にジョギングで訪れた街は、1980年代に建設されたものの今ではゴーストタウンのようで、がっかりして帰ってきました。
その後、夫に「やっぱり私の理想の旅には、街歩きの魅力が欠かせない」と話したところ、彼はこう言いました。
「今回は、息子が楽しめる旅にしたかったんだ。去年のこの時期は、トスカーナや南仏を車で駆け回って楽しかったけど、今の息子には思いきり走り回れる空間の方が嬉しいと思って」
たしかにその日、私たちはホテルの敷地内で1時間以上も猫を追いかける息子を見守って過ごしました。あれは、息子が“初めて自由に探検する喜び”に出会った瞬間だったかもしれません。
「どうせ大きくなったら覚えてないでしょ」と私が言うと、夫は「今の“抱っこ”や“ちゅー”だって覚えていないかもしれない。でも、彼が“今”幸せなら、それでいいんじゃない?」と返してくれました。
その言葉に、私はハッとしました。記憶に残るかどうかではなく、“今この瞬間の幸せ”に寄り添うことこそが、私たちが親としてできることなのだと気づいたのです。

今回の旅は、私にとっても“普段は選ばない旅スタイル”への挑戦でした。
自分の好みではないものに正面から向き合ったからこそ、「やっぱり私はこういう旅が好き」と再確認することができました。
「これは違う」「これが好き」と気づくことも旅の醍醐味。そんなプロセスも含めて、旅とは自分を知る経験なのだと思います。
現在準備中のクローズドグループで、「もっと自分を愛おしむ」「豊かに生きる」ことを軸に、私の実体験や知識をシェアしていきます。興味があれば、ぜひメルマガにご登録ください。
私がヨーロッパでゼロから語学を学び、人生を築き、愛する家族を育み、キャリアを築き、旅やライフスタイルを育ててきたリアルな体験を、“今役立つエピソード”としてシェアしていきます!
次回は【中編】では、キプロスの観光情報やおすすめスポットをご紹介していきます。次回もお楽しみに!
Written by Towami(ドイツ)